一昨日(金曜)喉が痛く多少熱っぽかったのでもしインフルエンザだといけないと思い念の為病院へ行ってみたら、案の定インフルエンザ(B型)だった。初めてインフルエンザに掛かったので不安だったが一昨日、昨日と多少熱が出たが今日はもう普通に入浴し、生活も通常通りになった。だからと言ってまだ2,3日は人のいる所は避けなければならない。新幹線の中で同様の咳をしていた人がいたが、恐らく無防備だったので移ったのだろうと思う。年内目いっぱい働こうと考えていたが、時期良く、少し休む様にクリスマスプレゼントを頂いたのだと思う。
今年は良い年だった。正に運(ツキ)も味方し中盤から仕事は順調に運び、素晴らしい方ともお目にかかり、いろんな会社へ伺う事が出来、経験もし、来年にも繋がり、来年はもっと良い年になりそう。ワクワクすると同時に今年達成出来なかった分野を来年こそ大いに力を注いで行きたい。
休養充分なので、来週、正月とほぼ営業していますので、在庫過剰でお困りの方、新商品設計、翻訳 他など今抱えている問題がございましたら是非お声がけ下さい。
「思うは招く」植松努さんの言葉、3年ほど前聞いた言葉だが最近気になってYou Tubeで再度聞いてみた。と言うのは今行っている会社で若い人達を見ていて(全員ではないが、私がいる建物の人達)「夢」や「希望」を少しも感じない。話をしていると職場環境の話が出て来る。そこに理解出来る部分もあるが、やはり本人次第という事を自覚して欲しい。確かに魅力のある会社かと聞かれると、現時点では回答に難しい会社ではあります。
あるプロジェクトで指導に来られている顧問の方が、私に現状を評し会社の存続についても触れられていたが、そうならない為にも、若い人のエネルギッシュなものを出して行ける様な環境。意識づくりができたならばと思います。
先日朝礼の3分間スピーチの順番が私に回ってきたので、話てみたのですが、あまり反応もないし、本日もグループミーティングで「みんなが良い会社にして行かないと!」と声は掛けてみました。こういった事は聞き手の状況、反応を見ながら煩がられない程度に続けては行こうと思っています。しかし、やみくもにではなく、役員さんへどう伝えるか、管理職の方をどの様な形で意識改革して行けるか、構想を練って臨みたいと考えています。
自分と比べてはいけないが、私が勤めた会社は素敵な会社であったし、素晴らしい人達に出会った事を改めて感謝もするし、毎日ではなかったけど、明日は、今日は何をしようとか、会社へ行くのが楽しみだった。そんな経験がどうやって生かせる事が出来るか考えています。縁あってこうして来た以上、何かしら役にたちたい。
今週の水曜日素晴らしい人とお目に掛かれました。某社の専務さん31才。オーナー会社の3代目に当たる方で、他所で修行して来られたとの事ですが、考え方、言葉遣い、立ち振る舞い、センス 何れも31才とは思えぬ落ち着きを持った冷静な物腰で2時間半があっという間に過ぎてしまいました。しかも、彼は繁忙な時は自ら現場に出て一緒に仕事するというガッツもあり、従業員の信望も厚い様でした。これから先何が起こるか、大変な事も一杯あろうかとも考えられますが、会社を強固にし伸ばして行けると信じています。
今年の6月から本格的に仕事を始め、運も良く次々と様々な分野のクライアントとお会いしますが、お会いする方は重役さんやトップに近い方で、やはりその会社、会社にはそれぞれ素晴らしい人がおられます。そう言った方と話をする度に学びがあり徳を得た気持ちです。
また一方ではサポートした会社の営業のマネージャーさんが「そこらで酒注いで接待してる会社はもう終わる、我々は品質を売るんだ」と部下に言って変わって行った事に、「物」づくりを大事にしたい我々にとっては非常に嬉しい限りでした。
この6か月あっという間過ぎてしまいましたが、限りある資源と有効な時間を価値のある創出が出来る様ベストを尽くして行きたいと考えます。
月に2,3回しか行ってないのですが、私がサポートしている会社に化粧品の展示(陳列)ケースを作っている会社があります。もちろんそこのお客様は化粧品会社で、有名な会社でした。4月にトラブルがあり、その原因究明とお客様への説明資料作成及び説明(説得)と言う事で5月に2,3か月のサポート依頼されました。それも無事終わりましたら、再発防止も兼ねケース作りの品質強化のサポートを引き続き依頼されフォローしています。化粧品会社は当たり前かも知れませんが管理職を含め女性ばかりなのだという事も知りました。先週このお客様(企画部門の方)が、このケースの組立ラインの見学に来られました。朝から準備し案内し最後に評価(印象)や意見交換をしましたが、自分たちではほぼ完成形と考えているものが、正に女性の視点から見るとまだまだ手の届いていないところも解りました。先にも書きましたが、説明などした時も意外な視点から突っ込まれた事もありました。いろんな事を進める上で自己満足にならない事は戒めですが、自分にない視点を知る事は、ありがたい事です。そして今後考え方にも、仕事にも幅が広がると考えます。
私が、今出勤している会社です。
「窓側に座って仕事する顧問はもう要らないんだ。みんなの中に入って変えて行ってくれる顧問が必要なんだ」と言うのが専務さんの要望でした。一旦はお断りしましたが、専務さんの熱意に、やってみようと思いました。仕事の仕方を教える、設計手法、強度計算などをサポートするのは、私のツールの部分であって、管理職の皆さんは私が何の為に来ているか真意はご存じではなく、1週間前まで私が入社する事は知らなかった様です。やりづらい面はありますが、今4か月が経過し、会社の実情を把握して来て、専務さんの意図している事が解かってきました。
この会社は来年で節目の年を迎えます。今、高度成長期、バブルを過ごして来た会社で抱えている共通な課題がここにもあります。次の10年、20年、50年を迎えるのにパワー不足にならない様にしたい、このままではなってしまうのではないかと言う危惧を専務さんがお持ちになっています。それはこの会社に勤めている若い人達がキーです。当然専務さんはご存じで、私に若い人達の事を気に掛けておられ、一杯質問して来ます。私も彼らのやっている事、見た事、聞いた事、考えている事、私が感じた事を正直に伝えると、「それはどうしたらいいと思いますか?」と必ず聞かれ、私の考えを伝えています。
しかし、これは若い世代の人にも多少の課題はありますが、管理職の姿勢にも課題がある様に感じましたし、会社の環境(空気)であったりします。私は最初コミュニケーションもあり、私の周りの人も良いし、どこに問題があるのか、と思いましたが、実はコミュニケーションが有る様であまり伝わっていない。その辺に有る様です。
ある青年に「1年目は会社に来るのが楽しみだったけど2年目から無くなった」と言われた時、一寸ショックでした。専務さんにも知って欲しくて、そういう人もいる事は伝えました。
3年計画くらいで変えて行くお考えですが、少しづつでも早く成果を出し、若い人たちがモチベーションを持って1日でも早く楽しく仕事出来る様、お役に立ちたいと思っています。Daily change (日々前進)!
私が上司から言われた言葉で今でも忘れないものがいくつかありますが、今日はその1つを紹介します。
且て私が勤めていた会社が激変し、長年(15年)勤めた部門から移動した時の事でした。それまで設計部署のマネージャーで10人のグループでしたが、工場の4部門の107人の総括になった時の事です。
工場長(役員)の方に最初に言われました。「あなたが部下に頼み事をして、その結果が思った様な結果でなかった時、部下を責めるんじゃないよ。あなたの頼み方が悪かったんだと思いなさい」でした。
大所帯になったら、自分でしようと思っても出来ないし、頼む事が多くなるから先んじて言って頂いた事と思います。忙しいを言い訳にしない言葉として胆に命じました。
しかし、これは会社の組織だけでなく普段の生活の中でも同様な事が言えます。先に書きましたがEQそのものですね。相手の立場にたって物事を考え、そこに自分の希望を伝える。
今日はそんな事を思い出し書いてみました。
リーン生産方式(トヨタ生産方式を研究し再体系化したもの)を展開する初期段階に「Learn through observation=(現状)を観察する中での気づき」というステップがあります。これはこれから改善・改革進めようをとする中で大変重要な意味を持っています。現状を自分たちの目で見て気づく事、これは裏返すとこれではいけないと気づく事で、その後進めて行くモチベーションになると思います。
こう言った考え方は別段プロジェクトでやっている事に限らず、普段の忙しい仕事の中でも、一呼吸おいて考える時間を持つという事でもいいですね。必ずそれが仕事のやり方を効率よく変えたり、自分自身の成長へ繋がって行くでしょう。 普段の私生活に於いてもそういった事が役に立つかもしれません。是非実践してみて下さい。
今日は金曜日、わたしがお邪魔している企業(1,000人規模の会社)では、月末の金曜日、昼一に皆で15分~30分くらい掃除をしてました。私も何かお手伝いと思い窓ふきをし、それを終わり、その雑巾を濯ごうと流しへ行ったら、混んでいたので、トイレの手洗い場へ行きました。そしたらそこに便器を磨いている青年がいました。私と目が合っても、もくもくと洗い、次のドアを開け便器を洗っていました。私の気持ちの中にいたたまれない気持ちが沸いてきて、頭が下がるだけでした。その後その青年は普通の顔して仕事に向かっていました。聞けばこの会社は新入社員が1年間トイレ掃除をする様です。良いか悪いかは別にして、誰かがやらないときれいにならない。それを普通にこなせる。この青年もこういった経験が必ず役に立って欲しいと思いました。今私はこの会社では特定要素グループの20~30代の社員10人の設計のサポートをしています。皆さん純朴で親切な、言葉使いも丁寧な、正に会社は「人」を感じさせる社員で、以前私が勤めていた大手自動車部品会社を思い出させる会社でした。フルでなく月10日間くらいの顧問ですが、この会社の、すばらしい社員との縁を大切にして、この方たちが大きく成長する為にもお役に立てる様、胆に銘じた1日でもありました。
ありがたい事に多事多端な一週間ではありましたが、今週お客様と話した事で印象に残っている事があります。それはEQ(心の知能指数; Emotional Intelligence Quotient)としての例え話です。子供から「お父さん、遊んで欲しい」と言われた時「じゃ、公園に行ってブランコ乗ったり、滑り台しようか!」と言うのも1つですが「何をしたい?」と先ず子供の意志(相手の立場に立って)を汲む姿勢を持つこと、でした。EQは比較的新しい概念のため、定義はいまだはっきりとしていないという事ですが、非常に興味深い内容です。これは日常の自分の行動を客観的に、対自分、上司、同僚、顧客に対してどうだったか(自分や、他人の感情を理解し、自分の感情をコントロール出来たか、出来るか)を自己評価することで、自分を磨いて行ける考え方と捉える事が出来ると考えます。
今までに仕事でも、私生活でも現時点で反省頻りですが、今後の行動(生活)にこういった考え方を常に自覚して行きたい(生きたい)と感じました。勉強する事は一杯ありますね。
このゴールデンウイーク中、ある会社で人手不足の対応で手伝いをしていましたが、その会社の社長さんと雑談した時
・この機械はここが弱いので、ここを頑丈に出来たなら
・この機械は、もっとここまで出来たらいいんだが(行程追加)
・どこかに○○する機械があるらしいんだが、原理や構造を知りたい
・○○する様な機械(装置)があるといいんだが
(業務上、抽象的な表現で申し訳ありません)
などと、いろいろな改善や「夢」みたいなワクワクする会話をしました。この内1点は、チャレンジしてみようと考えています。
皆さんも、上記の様な事がありますでしょうか?加えて
・この機械は、高価なのでもっと安く作れないか
などの希望や夢などありましたら是非お聞かせ下さい。
昨日、物流会社へ行く機会がありました。先ず受付で名前を言うと対応して頂いた20歳位の男性の丁寧で気配りのある対応に一寸感心しました。その後そこのリーダーの方にお会いしましたが、納得しました。その方も大変印象の良いかたでした。そしてそこの職場自体が「ありがとう」が普通に飛び交うところだと解りました。殆ど男性(20人くらい)で、仕事もきつい仕事が多い会社ですが、皆さんコミュニケーションがあり、明るい職場でその環境で社員が学んで行っているのでしょう。上司がコミュニケーションを持って部下を育てる。その姿勢が浸透していものと思います。以前書きましたが、改めて会社は「人」といのを感じました。
私は、昨年末からいろんな所へ出かけて現場を見ています。特に今年に入って金曜日の夜と土曜日は欠かさずに出かけますが、そこで見たもので素晴らしいと思ったのが、ロジスティックの世界です。私も以前勤めていた会社での経験や海外の工場で見たりしましたが、日本の通販会社などのシステムには一寸驚きを覚えました。ここで細かくシステムについては書きませんが、時間当たりの大容量の処理量システムは素晴らしいと感じました。また需要の多さにも驚きました。加えて日本から海外への輸出品目を見て、輸入ばかりではなく、まだまだ日本からも家庭用の小物品も輸出されているのにも驚きました。
私は、今まで仕事をして来た中で大きな財産が3つあります。1つは当然ですが、スキル・知識。2つ目は自分を磨く気持ち。これについては進行中であり、志を持って精進しているところです。
3つ目、人との出会いです。本当にすばらしい方々に御目にかかる事が出来ました。上司しかり、同僚(若手、部下も同僚に含む)しかり。私が設計部の主任だった頃、大手自動車メーカーでの原価低減の発表会がありました。これはその会社の社長を始め重役も出席し講堂で行った大きなイベントでした。それに私の所属するグループが参加する様指示があり、上司と若手と3人で毎晩12時過ぎまで資料作りや練習をして臨みました。社内では専務の前でリハーサルもやりました。この時、私が上司に”この発表は対外的にも、上司がやった方が良いのではないか?”と提案しました。ところが上司から”これはあなたがやって来た事だから、それに目立つ良いチャンスですよ”という言葉が帰ってきました。その頃はOHPだったのですが、上司が資料をめくり、若手はタイムキーパーし私が発表しました。結果、発表会で”ダイヤモンド賞”という最高位の賞を受賞しました。
こういった事もあり、私はその会社で異例な速さで昇進しました。嬉しかったです。それはその会社は私の上司を始め、軒並み素晴らしい管理職の方ばかりでした。上司としてやるべき事に自分に厳しく、その方面での日本の技術を牽引するメーカーでしたのでOJTを始めコミュニケーションを率先して図り、部下を育てる事が普通感覚で備わっている会社でしたので、その一員に選ばれた事が光栄で、嬉しかったのでした。これも素晴らしい上司に出会えたからです。
これとは逆で、ある中小企業で3年間過ごす中で、私がその会社の雰囲気を変える事は出来ませんでしたが、幅広い仕事を1人でこなす内に、後半ストレスが溜まって行きました。第一に自分の未熟さを痛感していますが、社員にとって環境(雰囲気)というのも大事なファクターであるのを痛感しました。その会社を離れ、身心共に晴れやかになり、新しい息吹、以前の素晴らしい教えを頂いた事を思い出し全く感覚が変わって(戻って)来ました。
東京再生樹脂では、職場環境を変える、若手の育成なども提案して参ります。そういった会社の総合力UP、技術の伝承、人材の確保など課題がありましたなら、是非ご相談頂ければと考えます。
私は、最近ある中小企業で「不機嫌な職場」(講談社現代新書)を地で行ってる様な会社に出くわしました。イライラした雰囲気。困っている人がいても「手伝おうか」の一言がない。熱意を込めた資料を作ってもレスポンスがない。。。。 いろんな事で心を痛めている人が多い職場。そんな気がしました。 組織の為の個人でも、個人の為の組織でもない、個人と組織が共に支え合い、良い影響を与え合う協力関係を作り出す。そういった会社・人を変えるのは一人一人に訴えかける、率先して見本を見せるなど手段はありますが、ここで長々書く事は避けたいと思います。基本は、抽象的ではありますが、私の友人が口癖で言っていた、感謝と笑顔。「ありがとう」が出る職場作りでしょう。 |
中小企業の経営課題は様々ですが、当社が特に満足頂ける成果を発揮できる分野を列記してみました。参考にして頂ければと考えます。もちろんこれ以外の分野に於いてのご相談も賜りますのでお声掛け下さい。
既存製品・サービスの高付加価値化
技術力向上・研究開発体制の強化
設備投資(老朽設備の更新)
設備投資(生産拡大や新分野進出)
技能の伝承
人材の確保(人手不足)・育成
実務対応(一時的な人手不足の対応。事務・設計・翻訳etc.)
後継者の育成
製品・サービスのコスト低減
電力料金、人件費等コストアップ対策
不採算事業の立て直し・撤退
中核業務・事業以外の外部委託。
ある中小の会社でコンサルタントの方が指導しておられるのを拝見する事が出来ました。勉強になりました。と同時に当社で進めている「率先垂範」の考え方も、もっとアピールして行きたいと考えました。
というのも、当社はコンサルタントというよりビジネスサポートという表現で進めて行きたいと思います。それは「指導」が中心ではなく、見たこと、経験した事のない人達に「先ずはやって見せる」「実績を出して実感して頂く事」が何よりも継続を生み、大きな成果へと繋がると考えるからです。コンサルタントが自分で実行するというのは御法度と言われていますが、やはり「百聞は一見に如かず」という事もあり、現場第一主義で進めて行きたいと考えます。その会社の従業員の方ともお話しし、改めて当社の特徴をアピールしたいと痛切に感じた事でした。
「百聞は一見に如かず」です。是非当社に一度お声掛け下さい。
ヒートシールとサーモシールってご存知ですか?
同じ様な意味に取れますが、ヒートシールは熱で接着させるシール(封印)、サーモシールは温度による表面の色の変化示すシール(印、貼り付く)ですが、内容を理解しないとオーダーする時困りますね。
同様に、ヒートシールとヒートシールドというものもありますが、ヒートシール(heat sealing)は熱封印材でヒートシールド(heat shield)は熱防御材です。間違いやすいものって、やはりカタカナが多い様です。
私は、人に代わって作業をする省力化の装置は、内容にもよりますが、大まかに500万円以下が理想と考えています。当たり前ですが、安くて機能を果たせばそれに越した事は有りません。
2年前に無人(自動)の耐久装置を設計・組立しました。
これは、高圧水を1分間噴射させ30秒停止しその水を循環し、これに使用するポンプや付帯部品の耐久性を評価するものです。
単純なシステムですので、制御系もシーケンサーは使わずシンプルにし、エアーシリンダーで水を噴射させるガンのレバーを押したり、戻したりする様にし、水を扱うのでアルミのフレームとし、見栄えも良いものにしました。
高圧水の回収するノウハウ的な装置、電気工事を含む装置原材料費60万、水の冷却装置60万で作成しました。自分でもこの装置は、コストパフォーマンス(費用対効果)出来たと考えています。
この様に東京再生樹脂はこの様な視点も十分考慮し、お客様に満足頂ける装置を提案致します。
これは、前回の着眼点の中で発想について触れましたが、例としてあげたいと思います。
以前、生産現場を見ていて、ふと気づいた事がありました。
直径50cmほどあり、それに駒が2個くらい付いて、重さ10kgもある金属の円盤が17,8枚棚にありました。
重ね積みが出来ないので、それを置くのに広い面積が必要でした。
これは製品組立を行う時に、位置(高さ)を出したり、回しながら部品を取付けて行く角度を出す為の治具でした。
1日3,4回組立モデルが変わる毎にオペレーターが台車で運んで来て、それを段替
えしていました。また、その板は1枚製作するのに10万円以上もし、大変工夫されている治具で、最初はその発想に感心しました。
しかし、今後新しいモデルが増える毎にその円盤を増やして行くのは費用と面積、オペレーターの負荷を考えるとどうかなと思いそれらの円盤の特徴を表を作り分類しましたら、角度と位置は、4,5種類で、それらの組み合わせであることが解りましたので、高さ調整の駒は、直径10cmの軽い駒が3つ、円盤は1枚とし、ステッピングモーターを使い、段替え時はプログラムを呼び出すだけで出来る様に変更しました。
私どもは現場第一主義をカタログに記載していますが、この様に現場出て、見て、疑問に思って発想していく。そんな例として今回はこの話をお届けしました。
私が設計の駆け出しのころの話ですが、当時は、今は知らない人が大半のN98BASICが主流でした。私は、ほぼ毎日1000kg/cm2(98Mpa)を超える圧力に耐える製品設計やバネの設計をやっており計算時間も長く更に図面を書き22時~24時終了という比較的ハードな職場でした。電卓で計算していたのですが、非常に時間を取られるので、なんとかしようとこれらの厚肉円筒応力計算やバネ安全率などの計算プログラムを作り、1時間くらい掛かったものを5~10分で出来る様にしました。入社時、上司から「仕事は自分で見つけてやって下さい」と言われた事もありやってみたのですが、同僚にも非常に喜ばれたのを今でも思い出します。
困っている事を改善する着眼点は、気付きや発想の転換が必要です。余剰時間を作ってもっと他の事もしたいとか「欲」も必要です。古い話で恐縮しますが、今でも通じる点は多いかと考えます。私達は、この様な着眼点も持ってお客様目線に立ったサービスを提供して行きたいと考えています。
東京再生樹脂は、「設計が得意なんですよ」と言っても、社名と結びつかないお客様がおられると思いますので、今日はアピールしたいと思います。
設計的な業務の範囲は非常に広いですが、自動車部品メーカーで高精度の部品を設計して来た、或いは見て来た経験から、殆どの部品設計は対応可能です。
また装置設計面では、高圧洗浄機などのアッセンブリー(製品設計)や組立装置の設計も経験して来ましたので、構想・アイデア出しや実務的な設計などでお困りの事がありましたら、私どもが請負業務として実施致しますので、是非お声を掛けをして頂きたいと思います。
もちろん、業務・組織・人を含めた改革的なコンサルティングも実施しております。先ずは、身近なところで、すぐにお役に立てる事をと思いまして、本日は、設計業務のアピールを発信致しました。
生産性の改善進める上で時間の管理は最も重要なファクターです。工場にも、事務所にも大きな時計を掲げていて欲しいと思っています。私はやはりアナログな時計が好きですね。なんの根拠もありませんが、なぜか好きです。
さて、時間の指標にはいろいろな定義と言いますか、呼び名がありますのでここで整理したいと思います。
「タクトタイム」=お客様と自社工程の生産時間を連動させる為の時間の考え方
売れ行きに応じた生産速度
稼働時間÷必要生産量
「サイクルタイム」=1個何秒ごとに出来るかを表す時間
「工程リードタイム」=加工・組立品が一工程を通過するのに必要な時間
「リードタイム」=加工・組立品が付加価値の流れの経路を通過するのに必要な時間
「段取り替えロスタイム」=生産工程でモデルAの最後の生産品から、モデルBの最初の製品が出来上がるまでの時間
「ロスタイム」=予期せぬ事態が発生し生産ラインが停止している時間
以上、これらが生産性を検討する上で意識し改善して行かなくてはいけない最低限の時間です。
これらは手段ではなく、あくまで要素です。充分理解し効果のある分析に使って戴きたいと考えます。
「改善」活動の目的は、
この4つに集約されますが、具体的にどうすれば良いかと言いますと先の4つから上がって来た事柄に対し、
と言う至ってシンプルな方法で従来の仕事を変えて行くことが究極の活動となります。
一機に良くしようというのではなく、少しずつ変えていく姿勢で良いのです。その活動を繰り返し実施する中で、成果として大きく変わっていくでしょう。また、この活動を支えるのは、現場で知恵を出し、自発的におこなって行く姿勢が最も大切で、社員一人一人の「やる気」と支援する管理職の環境づくりでよし悪し、或いはスピードも決まってくるでしょう。もう一度原点に返り進めて行って欲しいと思います。
映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」を観ました。あらすじは、長年住み慣れた家は眺めも日当たりも良く最高の条件なのだが、エレベーターがなく、夫が年齢的に5階までの道のりがきつくなってきた。妻が夫を気遣いこの部屋を売ることを決断した。内覧希望者も殺到するが、愛犬の急病とかテロ騒動が勃発。やがて2人はやはり元の家をリニューアルし住むことにした。
この映画のサブテーマは「人生のリノベーション」です。私達は資源豊かな現代に暮らすうちに戸惑いなくものを手放したり、或いは捨ててしまったりしていませんか?いろいろなものに価値を見出して大事に使う習慣が薄れて行ってる事に危惧を感じています。
私達の会社のコンセプトでもあるのですが、捨てられる運命にある物に対して用途や機能を変更し性能を向上させたり、付加価値を与え「再生」することに、新鮮な発想で取り組んで参ります。
先日、デザインに関するセミナーに参加しました。講師の方から「直感力」で感じた事はそれを進めなさいと言った話がでました。そしてこの「直観力」という意味を改めて自分なりに考えて見ましたら、確かに納得が得られました。
仕事を重ねて行くうちに、間違いなく人は実力が付いて行きまね。もちろん全員が同じ様な力が付くかと言いますとそこには大きな個人差が生じますね。仕事に向き合う姿勢で決まるのでしょうか。何故こうなるのか?疑問を抱き、そしてその解・本質を知り、整理し自分の今後に生かして行けるかが重要に感じます。正に経験が血となりなり肉となり、研ぎ澄まされて行く人が、やがて熟知したその道(仕事)のプロとなり人に対し語れる様になるのではないでしょうか。少しオーバーな表現でしたが、その道を究めて行くに連れ直観という形で判断力が身に付いて行くという、人間って努力するとすばらしいですね。
私が、20年勤めた会社を退職する時にお世話になった元役員で子会社で顧問をされていた方と偶然お会いした時のことです。「お世話になりました。今月一杯で辞めます。」と挨拶しましたらその方は驚き私の肩に手を置き社内の喫茶店へ案内しコーヒーを飲みながら「この会社に5つ恩返ししたか?」と言われました。
私は思い出す様に特許の事、新製品立ち上げProjectの事、組織改善の3つ応えましたが、それ以上はその場で出ませんでした。
「いいだろう!」と言って下さり、辞める事を承諾されました。私はこの事から学んだのがやるからにはプロを目指せ、そして結果を残せ、ではないかと感じています。私は、当然他にもやりたい事があり、その会社を後にしましたがその言葉を思い出す度たびに、やるからには常にベストを尽くす、尽くす為には今やっている仕事のプロにならなければいけない、を忘れない様にしています。
PDCAは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを繰り返す事によって品質向上を達成したのが始まりですが、今では大企業の経営から従業員レベルの業務においても応用され改善などマネジメントを進める手法になっています。
これも1950年代から提唱された古いものですが、知らない内に私達は日頃これを実践して来ています。ただ、知って意識し、この様にやろうと考えるとより効果は上がるものと思います。業務を遂行するに当たり、進行が悪い、結果が芳しくないとか有った場合に、プロセスを振り返り何が悪かったのかを検証するのを忘れない様にするには良い言葉であると思います。
本来、自らの仕事で成果を上げたい、成長し続けたいと思って仕事をしているので日々進歩して行きますが、もし何かあればが振り返って考える時活用して欲しいと思います。
「管理職の仕事、役割はなんですか?」と質問されると一杯浮かんでくるかも知れませんね。5つ、6つの心得なるものも出てきますか。私に聞かれたら、たった1つを答えます。それは「部下がいきいきと仕事しているか見る事」ですね。ついでに、「自分もはつらつとやっているか」です。もちろん、この状況を達成する為には、いろいろな責務をこなさなければなりません。目標設定、意志決定、業務改善、育成、評価、これらはその過程です。
私達が働く時間、会社に拘束されている時間は非常に長いです。この時間をストレスなくいかに有意義に過ごせるか、落ち込む様な事態が発生しても挫けずにやって行けるか見守ってあげたい、またはそんな環境で仕事をさせてあげたいと常に思っています。
前述べました様に日頃のコミュニケーションがそういった環境を作って行きます。正にそれを手引きするのが管理職です。是非実践して行って戴きたいと思います。
「報告」・「連絡」・「相談」の略称ですが、この言葉が世に広まったのは、山種証券の会長だった山崎富治氏が自身の経験をまとめた書籍『ほうれんそうが会社を強くする』を出版した1986年の事で、以来各企業で事あれば言われ続けている、キーワードです。
今は、報連相は要らない、実績だ!という会社もあります。そういった意味をも含めまだ死語ではありません。私はやはり会社力を維持する為には不可欠と考えます。
しかし私は、かつての会社員時代、報連相という言葉を意識したこともなく、上司から言われた事もなければ、部下に言った事も有りませんでした。それは充分出来ていたというか、うまく回っていたからです。と言うのも必要な時に発言する機会もありましたし、聞く事もしていました。普段からそういった環境があったからです。
最近ある企業に行った時ですが、報連相運動なるものを声掛けしていました。やはり出来ていませんでしたね。これも仕事の仕方なのではないかと考えます。そこにはやはり各個人の資質、会社の環境、上司の姿勢に問題が有る様に感じます。
個人の資質として、やるべき業務を達成させる為、それに期限やスピードが必要と自覚しているならば、自ずと報告・相談が生じます。ある意味上司に動いてもらう事も必要ですから。また上司は重要な仕事なら報告を待つのではなく、適時進捗は確認すべきでしょう。そういったやりとりを経て部下もポイントを知り育てるのも1つと考えます。肝心な重要な問題で意思疎通を図り、結束力を高め、コミュニケーションのある環境づくりにこの言葉を改めて考えるのが必要と考えます。
紡ぐ(つむぐ)の本来の意味は、繭や綿から繊維を引き出し、縒り(より)をかけて糸を作ることですが、地味で根気のいる仕事です。この作業を人生に例えたなら、良い時もあれば逆境の時にも負けずに将来に向かって、自分の姿を描きながら生きぬいて行く姿がイメージされますね。
紡ぐためには目標や夢である繭が必要ですし、錘(つむ)作業も必要になります。そして紡ぐひとが健康でなければなりません。正に、毎日の生活にぴったりの言葉と言えます。
ポジティブに物事を捉えながら、自分の目標や夢の姿を作り出して行こうと考えるとモチベーションが上がって来ますね。
「Niche」これご存知ですか?
ニーチェ(Nietzsche)じゃないですよ。
ニッチです。「西洋建築で、壁龕(へきがん)=厚みのある壁をえぐって作ったくぼみの部分で彫像や花瓶などを置く所 」の意味で、転じて既存の産業では扱われないすきまの領域をねらって新規事業を起す、あるいは事業拡大をはかろうとする隙間産業をこの様に呼んでいます。
これは言い換えると大企業が関心をもっていない、あるいは対応できない領域において、独自の高度な技術・知識・常識にとらわれない柔軟さをもち、小口の需要にも迅速に対応するといったビジネスモデルです。
成功した例として「オンライン占い」、もはや大企業ですが「セブンイレブン」「大きいサイズ専門店」などがあげられます。例を見てお解りの様に、隙間産業は難しいことと感じたかも知れませんが、実は意外と本質は簡単な事で、独創的なアイデアを加えて大きく変化させたものと言えるでしょう。是非ご自分の周りを観察して何かアイデアがないか考えてみて下さい。
最後にニーチェの言葉を加えます。
『独創的』
何か新しいものを初めて観察することではなく、
古いもの、古くから知られていたもの、
あるいは誰の目にもふれていたが、
見逃されていたものを新しいもののように観察することが、
真に独創的な頭脳の証拠である。
最近「見える化」「5S」「HEIJYUNKA」について紹介しました。この他のツールをまだ紹介出来ておりませんが、いろいろな方法により、不良も少なくサイクルタイムも短く出来ます。そうする事により生産性を高め、生産方法・物流改善によるリードタイムを短縮、ものづくりの経済性を最適に出来ます。これにより納期遵守率を高め、お客様の満足度を達成する。更に、在庫を極限まで少なくして経営目標を達成することができます。私達、東京再生樹脂は、この様な生産性改善のいろいろな考え方、手法も皆さまへ発信してまいりますので、引き続きご愛読のほどお願い致します。
昨日のブログに「HEIJYUNKA」の単語が出ましたが、これは国外でも同じ意味で使われています。製造業で多品種の製品を均等にならして生産することで、まとめ生産するロット生産と比較対照されます。平準化は大量生産時の産物、死語とも言われる事がありますが、在庫費用の削減、多能工化にやはり有効であり、まだまだこの考え方で生産管理されている工場が多いようです。もちろんがんじがらめの考え方ではなく小ロット化と組み合わせたりし柔軟に使われています。
私も製造課の管理を任された事がありますが、このやり方は、管理しやすく、お客様の要求に対応しやすいものでした。そして何よりもオペレーターに優しい時代に即したものと思われます。この考え方を製造業に留まらず、ピーク時があったり閑散期があったりする飲食店にも応用されたり、支払業務で繁忙期を持つ給与支払い処理の業務などにも応用されている。
このように各企業の実情に合わせ工夫し有効に使用出来る考え方なので、学び知恵を加える事で業務量を減らせる可能性がありますので、少子化を迎える今、有効な手段であり、飛躍して考えれば電力を始め限りある資源の有効活用などにも応用できる考え方であると思いました。
「整理(Sort)」「整頓(Store)」「清掃(Shine)」「清潔(Standardize)」「躾(Sustain)」なぜか、5つ言え満足感に浸っていました。これは私がリーン教育のセミナーに参加した時の事でした。
リーンは日本の自動車産業の生産方式を再体系化したもので、「KAIZEN」(改善)「HEIJYUNKA」(平準化)を始め、多くの日本語が英語化されています。以前私が勤めていた会社では、これに組織の最適化まで含めた広義の改革を推進していました。
話は基に戻りますが、冒頭のセミナーとは、中国で開催されたアジア圏の7、8カ国が集まり、講師は本部の米国で教育を受けてきた優秀な中国人というリーンの社内セミナーに参加した時の事でした。私達は理解しやすい事柄なのですが、海外の方達は一生懸命5つのワードを覚えていました。日本でもまだそんな光景を目にする事があります。この5つを覚え実施する事がメインではありますが、この効果についてもしっかり意識し、推進して行って欲しいと思いました。
《5Sの効果》
昨日は、「社員を叱る」でしたね。
では本日は、「社員をほめる」について述べたいと思います。
よく社員をほめる事が、手っ取り早い育成法と言われています。社員はほめることで育てる、或いは社員のやる気アップにもつながるとも言われています。しかし必ずしもそれがやる気に繋がらないケースがあるります。ほめ殺しという言葉があるように注意して欲しいと思います。
最も肝要なのは、ほめる際に感謝や部下を伸ばしたいという気持ちにブレなく臨む事だと思います。
以前の職場で「Thank you card」というものを作り、各管理職の方にそれを渡した事がありますが、言葉に書いて伝えるのは、浮ついた感謝や褒め言葉にならないのでそれなり成果はありました。もちろん、これもコミュニケーションですから、相手を良く知っての事かも知れません。個性、知識、スキルに応じたほめ方というのも意識の中に必要になりますね。
いかがでしょうか?コミュニケーションを取るという意味で、まずは社員をほめる事から始めてみませんか?
昨今、部下を叱らない上司が増えているようです。パワハラと思われる、嫌われたくないなどの意識が過剰になっているのかも知れません。上司の仕事は、命令(指示)をすること、責任をとること、部下を育てることです。仕事のやり方を教えたり、ミスや間違ったやり方を正しい方向に導くことです。つまり時には叱ることも社員の成長には欠かせない行為で、それが会社をのばして行くことになります。是非上手な叱り方について大いに学んで欲しいと考えます。大事なポイントが2つあります。
1つはこれもコミュニケーションですから、相手を知る事です。個性、知識やスキルが違う訳ですから、それに応じた叱り方が必要です。
2番目に社員の自尊心を傷つけるような言動は決していけないという事です。自尊心が傷つかない様に守ってあげなければなりません。
常に部下の長所を見つける姿勢を持って、信頼関係を築いた上での叱る様にしたいものです。
また、言わずもがなですが、2回叱ったら5回ほめろという言葉も忘れてはいけません。
私も上司に叱られた経験はありますが、ありがたい事と捉えています。
今日は少し自然に目を向けたブログにします。
昆虫の蛹(さなぎ)の外皮ですが、皆さんご存知の様に、周囲の環境に合わせた色になってますね。緑の植物の中では緑色になっているのは一般的に目にします。家屋の端に作る場合は、その家屋の色(茶系)になっています。生命を守る為の護身術として、しっかり色分けされています。
この色彩は、文献によるとその置かれた周囲の明るさにより決定される様ですが、置かれた環境でしっかりと保護色になっている色彩には、現場で目のあたりにして感動を覚えました。
まだまだ、自然界を見て疑問に思う事、学ぶべき事など一杯ありそうですね。
テレビのコマーシャルで印象に残っているものが2つあります。
1つはイタリアのものだったと思いますが、銃を持った決闘で二人が背中合わせに立っているシーンから始まります。1(uno)、2(due)、3(tre)と2人が離れて行き、やがて画面から見えなくなります。銃声が響き、人が倒れる音がする・・・。画面には2人は現れず、静かに「Compri la TV piu grande(もっと大きいテレビを買いなさい)」という文字が流れる・・・。
どうです?気になりませんか、続きが?更に大きい画面で実際に観るとどうなるんだろうとかも?
そして、2つ目はアメリカのものですが、青年が防波堤の上で遠くを見ながらタバコを吸っているシーンが写しだされ、吸い終わりそのタバコを海に投げます(マナーは勿論良くないですが)。そして漂っていた空き缶にポンと音を立てて入る。そこに「Lucky Strike(タバコの銘柄)」というコピーが流れる。非常に粋なシーンが残りますよね。
どちらも、素晴らしい余韻が残るインパクトのある広告だなと今でも思い出されます。
「今の職場の雰囲気が合わない」と感じている方もいるのではないかと思います。
この1つに、社員同士のコミュニケーション不足があると思います。
やはり会社は「人」です。社員のやる気がなければ、業績を上げ会社を成長させる事は出来ません。これには、職場の良好な人間関係が大変重要です。
ではどの様な事が職場環境を変えるのか、どの様な事をしたら効果を出せるのか?を考えて見たいと思います。
先ず第一に飲み会が浮かぶ方が多いと思います。否定はしませんが、それは根本的な方策とは思えません。
私は、社員ひとりひとりのコミュニケーション力を高めることが重要と感じています。
コミュニケーション力を高めるためには、他人を知る姿勢を持つ事です。そして自分自身の姿勢を変える事と考えます。
現在の学校教育の中で、優劣をつけるのはどうかという風潮が高まりペース走という、何秒くらいで走るかを競うのを見て感じた事があります。同時スタートではなく、校庭をぐるぐる回り、誰が1番早いのか解りません。私は、運動神経の良い人、絵のうまい人、数学の出来る人etc.それぞれをさらけ出し、認め合う(自分の中に受け入れて行く)姿勢が大切に感じています。
自分自身がどんなときに満足感を感じるのかを常に意識し、一人ひとりが変っていけば、職場の雰囲気も必ず良くなると思います。
立春(2/4)を過ぎたものの、まだ寒く慌ただしい日を送っていますが、あっという間に花咲く春が訪れるでしょう。
ヘルマンヘッセの詩でそれほど有名ではないのですが、「花咲く枝」という詩に学生時代に触れ、以後時々思い出す事があります。
「たえず あちらこちらに
花咲く枝が風の中で動く
・・・・・・・・・・・・・・
人生のあわただしい戯れも
楽しさに満ち、むだではなかった、と告白するまで」
どんな事にもチャレンジ精神は旺盛で、この詩の様な気持ちでしたね。
人生、会社もピンチもありますがチャンスもある。でもきっといつか実を結ぶ時が来るでしょう。
ロスはすでに自覚している事で、これを放置してはいけない。必ず改善しなければいけない。一方ムダは探さないと解らない。自分が意識して初めてムダが解って来ると言えます。隠れているムダを探すことは(多分ロスよりも多いはずです)、大きなチャンスになるのです。
このロスやムダを改善するには、発想を変えて (現状を否定して)、アイディア出しが必要です。日頃から見つける目と柔らかい考え方の訓練をしましょう。
「見える化」という言葉は聞き慣れていることと思います。製造業でおこなって来た「目で見る管理」から発生した言葉で、この手法がさまざまなビジネスでも有効だということが伝わり、新しい手法も加わって、今では多くの企業で活用されています。「見える化」は、仕事の状況を常に把握できるようにすることで、問題が発生してもすぐに解決できる環境を実現し、更にはそういったい異常が発生しにくい環境を実現するためのツールといえます。
こういったツールも洗練され非常に見やすい、理解しやすいものになってきていますが、基本は各企業の特質に合った有効なものを選ぶ或いは作って行くのが最善ではあります。
しかし、この様な優れたツールがあってもそれを受け取る側の体制や環境を作っていく事が最も重要な事に思えます。そこで起こっている結果を見て判断し、解決に向かってリーダーシップを取ってやって行けるか、その起こっている問題を問題として認識出来るか、私はそこに着目したいと思っています。昨今、企業の不祥事のニュースと照らし合わせ考えると、判断能力教育講座なるものがあっても良いかとも感じます。まさに現場に行って見えるモノ・コトを誰もが共通認識を持って判断・解決出来るのかです。
「あいつは仕事のしごとの仕方を知らない」なんて言葉を耳にする事があります。裏返すと「仕事の出来ない人」になるかもしれません。私は、今まで仕事をして来た中で、意識したことはありませんでしたが、ある中小の会社を見て考える事がありました。「大企業に勤めていると仕事の仕方を知っている」という言葉を聞いた事もありますが、あながち間違ってはいないとも思えます。ではなぜでしょうか、考えてみたいと思います。
先の中小の会社の社員を見て感じた事は、毎日熱心に仕事をしているのですが、結果が伴わない。つまりなかなか前に進んでいない。意外に長い時間を掛かってやっと1つの事が終わり、本人は満足している。こういった状況は、マネジメント(管理職)が悪いのかとも考えました。いや一概には言えないとも感じます。
仕事の仕方とは、本来、上司から指示を受けた受けないに関わらず、やるべき業務を如何に滞りなく達成させるかのやり方である。このやり方が悪いのは、仕事に取り組む各個人の姿勢、周囲の環境、この2つに問題があるのではないでしょうか。
先ず、個人の姿勢の問題ですが、これは大企業、中小企業に関わらず全くその個人の資質です。常に自分の取り組む仕事に疑問(正しいか、方法は良いか、なぜこうなるのかなど)を持ったり、解らない事を中途半端でなく理解するまで聞く姿勢やその熱意に尽きます。
そして、周囲の環境ですが、仕事を如何に無駄なく迅速に進める為のシステムがあるか、またシステムとして回っているかです。ここはやはり長年の歴史や携わった人が多いだけあって、大企業には有利であると言わざるを得ません。
私は、仕事が回る業績を上げる会社は、如何に仕事を進める為のシステムがあるか、システムを作ろうとして取り組む人材がいるかに掛かっており、そこがその会社の成長に繋がると考えています。
私の座右の銘と言うと「一期一会」です。
また、東京駅で目にしたのですが、
「2兜を負うものしか2兜を得ず」
「出る杭は打たれ強い」
「木も見て森も見る」
これには心惹かれました。こんな気持ちで仕事しています。
名神高速を大阪側から行くと、ほどなく吹田パーキングエリアがあります。私が出かける時、行きなら10時頃、帰りなら3時頃通過します。そしてここに「Cobara Suita」という看板の掛かった軽食店が有ります。正に私のシチュエーションにぴったりです。こういったネーミングのアイデアいいですね。
「率先して模範を示す」昨日に続き、四字熟語について考えたいと思います。
この言葉は、リーダーシップ・組織マネジメントのあり方として大切な言葉です。
辛口トークになってしまいますが、社長さん又は上司の方から「スピードだ。スピードを持って行こう!」という言葉を良く耳にする事がありますね。従順な社員でなければ、「お前たち、さっさと仕事しろ!」にしか受けとれないかも知れません。何故でしょうか?それは、言葉が先に出ているだけではなく、普段の上司対部下の関係にあります。
社長さんの新年の挨拶で「今年は、スピードを持って事に対処して欲しい」という言葉が、従業員の頭の上を通過し、壁に当たって虚しくも消えて行くといった光景(空気)に接した経験があります。そこには、普段のマネジメントにそう言った言葉が伝わる空気がないからです。
もし部下が付いて来ない、好かれていない上司たちだとしたら。乖離している関係で率先垂範を実施しても、ましてや言葉を発しても、反発を喰うだけで望む様な成果が収められないのではないでしょうか。
普段の部下の指導はどの様にしてますか?きちんと育てる計画を持っていますか?100%やるのに1か月掛かる仕事を1週間で75%で良しとする様な指導していますか?
先ずは日頃の部下と向き合う姿勢(認める姿勢をきちんと示す事)により、初めて部下が付いてくるのではないでしょうか。そうなったならば、あなたが行う率先垂範は、効果を発揮し更にはあなたに「力」が付けば言葉で言って聞かせても動く様になるかも知れません。
率先垂範の言葉が持つ深い意味を改めて見直して戴けたらならばと思います。
私達は客観的な意見としてお客様に、この様なリーダーシップ・組織マネジメントへのアドバイスもご提供したいと思います。
四隅の一つだけを教えたら、残りの3つにも想像力を働かせて積極的に学ぼうとすること、孔子が学問を教える価値のある人材の条件について語った言葉である。
正に、我々東京再生樹脂の姿勢を示す言葉で、お客様への提案も充分納得頂けるものにしたいと考えております。
5、6年前外資系企業に勤めていた時ですが、100ページ以上もある様な英文書類を中国の業者さんに何度か翻訳依頼をした事があります。このアウトプットには、再三修正なども加えておりました。ある日いつもの業者さんと違うところへ依頼しました。然したる期待もなく、いつも通り、そのアウトプットを確認していたのですが、一寸した感動を覚えた事がありました。
その書類は、本社(米国)版の組織改革や生産性(Lean)改善に関するもので、その一部に、日本人なら誰もが理解している改善とはが記載されている章がありました。そこには原文で「Daily change」というワードを「日々前進」と訳してありました。正に、この章を引き立たせるもので、意図した以上の満足なアウトプット(製品)を得た感がありました。東京再生樹脂もこの様にお客様の期待に沿う、より満足度の高いご提案をお届け出来たらと考えております。
まずは、私のblogにアクセス頂きありがとうございます。
改めまして、東京再生樹脂の黒澤と申します。
私達は、人の役に立つ仕事をしたい。そんな気持ちで会社を立ち上げました。同時に地球環境にも配慮した形で物を作り、次世代への手渡しが出来たらと考えています。
各企業様の抱える課題はさまざまですが、課題の本質をしっかりと捉え、現場第一主義で不可能を可能にする情熱を持って、テクノロジーやノウハウをフルに活用し、資源の有効利用、設備、人材の最大能力を発揮できる、最適な課題解決策をご提供致します。
ぜひ、一人でも多くの皆さまにフレッシュで、斬新なアイデアをお届けしお役に立ちたいと願っております。
また、こちらのblogでは、私の率直な日々の思いや「課題解決」のヒント、現場主義の情熱なども発信してまいります。今後共宜しくお願い致します。
一昨日(金曜)喉が痛く多少熱っぽかったのでもしインフルエンザだといけないと思い念の為病院へ行ってみたら、案の定インフルエンザ(B型)だった。初めてインフルエンザに掛かったので不安だったが一昨日、昨日と多少熱が出たが今日はもう普通に入浴し、生活も通常通りになった。だからと言ってまだ2,3日は人のいる所は避けなければならない。新幹線の中で同様の咳をしていた人がいたが、恐らく無防備だったので移ったのだろうと思う。年内目いっぱい働こうと考えていたが、時期良く、少し休む様にクリスマスプレゼントを頂いたのだと思う。
今年は良い年だった。正に運(ツキ)も味方し中盤から仕事は順調に運び、素晴らしい方ともお目にかかり、いろんな会社へ伺う事が出来、経験もし、来年にも繋がり、来年はもっと良い年になりそう。ワクワクすると同時に今年達成出来なかった分野を来年こそ大いに力を注いで行きたい。
休養充分なので、来週、正月とほぼ営業していますので、在庫過剰でお困りの方、新商品設計、翻訳 他など今抱えている問題がございましたら是非お声がけ下さい。
「思うは招く」植松努さんの言葉、3年ほど前聞いた言葉だが最近気になってYou Tubeで再度聞いてみた。と言うのは今行っている会社で若い人達を見ていて(全員ではないが、私がいる建物の人達)「夢」や「希望」を少しも感じない。話をしていると職場環境の話が出て来る。そこに理解出来る部分もあるが、やはり本人次第という事を自覚して欲しい。確かに魅力のある会社かと聞かれると、現時点では回答に難しい会社ではあります。
あるプロジェクトで指導に来られている顧問の方が、私に現状を評し会社の存続についても触れられていたが、そうならない為にも、若い人のエネルギッシュなものを出して行ける様な環境。意識づくりができたならばと思います。
先日朝礼の3分間スピーチの順番が私に回ってきたので、話てみたのですが、あまり反応もないし、本日もグループミーティングで「みんなが良い会社にして行かないと!」と声は掛けてみました。こういった事は聞き手の状況、反応を見ながら煩がられない程度に続けては行こうと思っています。しかし、やみくもにではなく、役員さんへどう伝えるか、管理職の方をどの様な形で意識改革して行けるか、構想を練って臨みたいと考えています。
自分と比べてはいけないが、私が勤めた会社は素敵な会社であったし、素晴らしい人達に出会った事を改めて感謝もするし、毎日ではなかったけど、明日は、今日は何をしようとか、会社へ行くのが楽しみだった。そんな経験がどうやって生かせる事が出来るか考えています。縁あってこうして来た以上、何かしら役にたちたい。
今週の水曜日素晴らしい人とお目に掛かれました。某社の専務さん31才。オーナー会社の3代目に当たる方で、他所で修行して来られたとの事ですが、考え方、言葉遣い、立ち振る舞い、センス 何れも31才とは思えぬ落ち着きを持った冷静な物腰で2時間半があっという間に過ぎてしまいました。しかも、彼は繁忙な時は自ら現場に出て一緒に仕事するというガッツもあり、従業員の信望も厚い様でした。これから先何が起こるか、大変な事も一杯あろうかとも考えられますが、会社を強固にし伸ばして行けると信じています。
今年の6月から本格的に仕事を始め、運も良く次々と様々な分野のクライアントとお会いしますが、お会いする方は重役さんやトップに近い方で、やはりその会社、会社にはそれぞれ素晴らしい人がおられます。そう言った方と話をする度に学びがあり徳を得た気持ちです。
また一方ではサポートした会社の営業のマネージャーさんが「そこらで酒注いで接待してる会社はもう終わる、我々は品質を売るんだ」と部下に言って変わって行った事に、「物」づくりを大事にしたい我々にとっては非常に嬉しい限りでした。
この6か月あっという間過ぎてしまいましたが、限りある資源と有効な時間を価値のある創出が出来る様ベストを尽くして行きたいと考えます。
月に2,3回しか行ってないのですが、私がサポートしている会社に化粧品の展示(陳列)ケースを作っている会社があります。もちろんそこのお客様は化粧品会社で、有名な会社でした。4月にトラブルがあり、その原因究明とお客様への説明資料作成及び説明(説得)と言う事で5月に2,3か月のサポート依頼されました。それも無事終わりましたら、再発防止も兼ねケース作りの品質強化のサポートを引き続き依頼されフォローしています。化粧品会社は当たり前かも知れませんが管理職を含め女性ばかりなのだという事も知りました。先週このお客様(企画部門の方)が、このケースの組立ラインの見学に来られました。朝から準備し案内し最後に評価(印象)や意見交換をしましたが、自分たちではほぼ完成形と考えているものが、正に女性の視点から見るとまだまだ手の届いていないところも解りました。先にも書きましたが、説明などした時も意外な視点から突っ込まれた事もありました。いろんな事を進める上で自己満足にならない事は戒めですが、自分にない視点を知る事は、ありがたい事です。そして今後考え方にも、仕事にも幅が広がると考えます。
私が、今出勤している会社です。
「窓側に座って仕事する顧問はもう要らないんだ。みんなの中に入って変えて行ってくれる顧問が必要なんだ」と言うのが専務さんの要望でした。一旦はお断りしましたが、専務さんの熱意に、やってみようと思いました。仕事の仕方を教える、設計手法、強度計算などをサポートするのは、私のツールの部分であって、管理職の皆さんは私が何の為に来ているか真意はご存じではなく、1週間前まで私が入社する事は知らなかった様です。やりづらい面はありますが、今4か月が経過し、会社の実情を把握して来て、専務さんの意図している事が解かってきました。
この会社は来年で節目の年を迎えます。今、高度成長期、バブルを過ごして来た会社で抱えている共通な課題がここにもあります。次の10年、20年、50年を迎えるのにパワー不足にならない様にしたい、このままではなってしまうのではないかと言う危惧を専務さんがお持ちになっています。それはこの会社に勤めている若い人達がキーです。当然専務さんはご存じで、私に若い人達の事を気に掛けておられ、一杯質問して来ます。私も彼らのやっている事、見た事、聞いた事、考えている事、私が感じた事を正直に伝えると、「それはどうしたらいいと思いますか?」と必ず聞かれ、私の考えを伝えています。
しかし、これは若い世代の人にも多少の課題はありますが、管理職の姿勢にも課題がある様に感じましたし、会社の環境(空気)であったりします。私は最初コミュニケーションもあり、私の周りの人も良いし、どこに問題があるのか、と思いましたが、実はコミュニケーションが有る様であまり伝わっていない。その辺に有る様です。
ある青年に「1年目は会社に来るのが楽しみだったけど2年目から無くなった」と言われた時、一寸ショックでした。専務さんにも知って欲しくて、そういう人もいる事は伝えました。
3年計画くらいで変えて行くお考えですが、少しづつでも早く成果を出し、若い人たちがモチベーションを持って1日でも早く楽しく仕事出来る様、お役に立ちたいと思っています。Daily change (日々前進)!
私が上司から言われた言葉で今でも忘れないものがいくつかありますが、今日はその1つを紹介します。
且て私が勤めていた会社が激変し、長年(15年)勤めた部門から移動した時の事でした。それまで設計部署のマネージャーで10人のグループでしたが、工場の4部門の107人の総括になった時の事です。
工場長(役員)の方に最初に言われました。「あなたが部下に頼み事をして、その結果が思った様な結果でなかった時、部下を責めるんじゃないよ。あなたの頼み方が悪かったんだと思いなさい」でした。
大所帯になったら、自分でしようと思っても出来ないし、頼む事が多くなるから先んじて言って頂いた事と思います。忙しいを言い訳にしない言葉として胆に命じました。
しかし、これは会社の組織だけでなく普段の生活の中でも同様な事が言えます。先に書きましたがEQそのものですね。相手の立場にたって物事を考え、そこに自分の希望を伝える。
今日はそんな事を思い出し書いてみました。
リーン生産方式(トヨタ生産方式を研究し再体系化したもの)を展開する初期段階に「Learn through observation=(現状)を観察する中での気づき」というステップがあります。これはこれから改善・改革進めようをとする中で大変重要な意味を持っています。現状を自分たちの目で見て気づく事、これは裏返すとこれではいけないと気づく事で、その後進めて行くモチベーションになると思います。
こう言った考え方は別段プロジェクトでやっている事に限らず、普段の忙しい仕事の中でも、一呼吸おいて考える時間を持つという事でもいいですね。必ずそれが仕事のやり方を効率よく変えたり、自分自身の成長へ繋がって行くでしょう。 普段の私生活に於いてもそういった事が役に立つかもしれません。是非実践してみて下さい。
今日は金曜日、わたしがお邪魔している企業(1,000人規模の会社)では、月末の金曜日、昼一に皆で15分~30分くらい掃除をしてました。私も何かお手伝いと思い窓ふきをし、それを終わり、その雑巾を濯ごうと流しへ行ったら、混んでいたので、トイレの手洗い場へ行きました。そしたらそこに便器を磨いている青年がいました。私と目が合っても、もくもくと洗い、次のドアを開け便器を洗っていました。私の気持ちの中にいたたまれない気持ちが沸いてきて、頭が下がるだけでした。その後その青年は普通の顔して仕事に向かっていました。聞けばこの会社は新入社員が1年間トイレ掃除をする様です。良いか悪いかは別にして、誰かがやらないときれいにならない。それを普通にこなせる。この青年もこういった経験が必ず役に立って欲しいと思いました。今私はこの会社では特定要素グループの20~30代の社員10人の設計のサポートをしています。皆さん純朴で親切な、言葉使いも丁寧な、正に会社は「人」を感じさせる社員で、以前私が勤めていた大手自動車部品会社を思い出させる会社でした。フルでなく月10日間くらいの顧問ですが、この会社の、すばらしい社員との縁を大切にして、この方たちが大きく成長する為にもお役に立てる様、胆に銘じた1日でもありました。
ありがたい事に多事多端な一週間ではありましたが、今週お客様と話した事で印象に残っている事があります。それはEQ(心の知能指数; Emotional Intelligence Quotient)としての例え話です。子供から「お父さん、遊んで欲しい」と言われた時「じゃ、公園に行ってブランコ乗ったり、滑り台しようか!」と言うのも1つですが「何をしたい?」と先ず子供の意志(相手の立場に立って)を汲む姿勢を持つこと、でした。EQは比較的新しい概念のため、定義はいまだはっきりとしていないという事ですが、非常に興味深い内容です。これは日常の自分の行動を客観的に、対自分、上司、同僚、顧客に対してどうだったか(自分や、他人の感情を理解し、自分の感情をコントロール出来たか、出来るか)を自己評価することで、自分を磨いて行ける考え方と捉える事が出来ると考えます。
今までに仕事でも、私生活でも現時点で反省頻りですが、今後の行動(生活)にこういった考え方を常に自覚して行きたい(生きたい)と感じました。勉強する事は一杯ありますね。
このゴールデンウイーク中、ある会社で人手不足の対応で手伝いをしていましたが、その会社の社長さんと雑談した時
・この機械はここが弱いので、ここを頑丈に出来たなら
・この機械は、もっとここまで出来たらいいんだが(行程追加)
・どこかに○○する機械があるらしいんだが、原理や構造を知りたい
・○○する様な機械(装置)があるといいんだが
(業務上、抽象的な表現で申し訳ありません)
などと、いろいろな改善や「夢」みたいなワクワクする会話をしました。この内1点は、チャレンジしてみようと考えています。
皆さんも、上記の様な事がありますでしょうか?加えて
・この機械は、高価なのでもっと安く作れないか
などの希望や夢などありましたら是非お聞かせ下さい。
昨日、物流会社へ行く機会がありました。先ず受付で名前を言うと対応して頂いた20歳位の男性の丁寧で気配りのある対応に一寸感心しました。その後そこのリーダーの方にお会いしましたが、納得しました。その方も大変印象の良いかたでした。そしてそこの職場自体が「ありがとう」が普通に飛び交うところだと解りました。殆ど男性(20人くらい)で、仕事もきつい仕事が多い会社ですが、皆さんコミュニケーションがあり、明るい職場でその環境で社員が学んで行っているのでしょう。上司がコミュニケーションを持って部下を育てる。その姿勢が浸透していものと思います。以前書きましたが、改めて会社は「人」といのを感じました。
私は、昨年末からいろんな所へ出かけて現場を見ています。特に今年に入って金曜日の夜と土曜日は欠かさずに出かけますが、そこで見たもので素晴らしいと思ったのが、ロジスティックの世界です。私も以前勤めていた会社での経験や海外の工場で見たりしましたが、日本の通販会社などのシステムには一寸驚きを覚えました。ここで細かくシステムについては書きませんが、時間当たりの大容量の処理量システムは素晴らしいと感じました。また需要の多さにも驚きました。加えて日本から海外への輸出品目を見て、輸入ばかりではなく、まだまだ日本からも家庭用の小物品も輸出されているのにも驚きました。
私は、今まで仕事をして来た中で大きな財産が3つあります。1つは当然ですが、スキル・知識。2つ目は自分を磨く気持ち。これについては進行中であり、志を持って精進しているところです。
3つ目、人との出会いです。本当にすばらしい方々に御目にかかる事が出来ました。上司しかり、同僚(若手、部下も同僚に含む)しかり。私が設計部の主任だった頃、大手自動車メーカーでの原価低減の発表会がありました。これはその会社の社長を始め重役も出席し講堂で行った大きなイベントでした。それに私の所属するグループが参加する様指示があり、上司と若手と3人で毎晩12時過ぎまで資料作りや練習をして臨みました。社内では専務の前でリハーサルもやりました。この時、私が上司に”この発表は対外的にも、上司がやった方が良いのではないか?”と提案しました。ところが上司から”これはあなたがやって来た事だから、それに目立つ良いチャンスですよ”という言葉が帰ってきました。その頃はOHPだったのですが、上司が資料をめくり、若手はタイムキーパーし私が発表しました。結果、発表会で”ダイヤモンド賞”という最高位の賞を受賞しました。
こういった事もあり、私はその会社で異例な速さで昇進しました。嬉しかったです。それはその会社は私の上司を始め、軒並み素晴らしい管理職の方ばかりでした。上司としてやるべき事に自分に厳しく、その方面での日本の技術を牽引するメーカーでしたのでOJTを始めコミュニケーションを率先して図り、部下を育てる事が普通感覚で備わっている会社でしたので、その一員に選ばれた事が光栄で、嬉しかったのでした。これも素晴らしい上司に出会えたからです。
これとは逆で、ある中小企業で3年間過ごす中で、私がその会社の雰囲気を変える事は出来ませんでしたが、幅広い仕事を1人でこなす内に、後半ストレスが溜まって行きました。第一に自分の未熟さを痛感していますが、社員にとって環境(雰囲気)というのも大事なファクターであるのを痛感しました。その会社を離れ、身心共に晴れやかになり、新しい息吹、以前の素晴らしい教えを頂いた事を思い出し全く感覚が変わって(戻って)来ました。
東京再生樹脂では、職場環境を変える、若手の育成なども提案して参ります。そういった会社の総合力UP、技術の伝承、人材の確保など課題がありましたなら、是非ご相談頂ければと考えます。
私は、最近ある中小企業で「不機嫌な職場」(講談社現代新書)を地で行ってる様な会社に出くわしました。イライラした雰囲気。困っている人がいても「手伝おうか」の一言がない。熱意を込めた資料を作ってもレスポンスがない。。。。 いろんな事で心を痛めている人が多い職場。そんな気がしました。 組織の為の個人でも、個人の為の組織でもない、個人と組織が共に支え合い、良い影響を与え合う協力関係を作り出す。そういった会社・人を変えるのは一人一人に訴えかける、率先して見本を見せるなど手段はありますが、ここで長々書く事は避けたいと思います。基本は、抽象的ではありますが、私の友人が口癖で言っていた、感謝と笑顔。「ありがとう」が出る職場作りでしょう。 |
中小企業の経営課題は様々ですが、当社が特に満足頂ける成果を発揮できる分野を列記してみました。参考にして頂ければと考えます。もちろんこれ以外の分野に於いてのご相談も賜りますのでお声掛け下さい。
既存製品・サービスの高付加価値化
技術力向上・研究開発体制の強化
設備投資(老朽設備の更新)
設備投資(生産拡大や新分野進出)
技能の伝承
人材の確保(人手不足)・育成
実務対応(一時的な人手不足の対応。事務・設計・翻訳etc.)
後継者の育成
製品・サービスのコスト低減
電力料金、人件費等コストアップ対策
不採算事業の立て直し・撤退
中核業務・事業以外の外部委託。
ある中小の会社でコンサルタントの方が指導しておられるのを拝見する事が出来ました。勉強になりました。と同時に当社で進めている「率先垂範」の考え方も、もっとアピールして行きたいと考えました。
というのも、当社はコンサルタントというよりビジネスサポートという表現で進めて行きたいと思います。それは「指導」が中心ではなく、見たこと、経験した事のない人達に「先ずはやって見せる」「実績を出して実感して頂く事」が何よりも継続を生み、大きな成果へと繋がると考えるからです。コンサルタントが自分で実行するというのは御法度と言われていますが、やはり「百聞は一見に如かず」という事もあり、現場第一主義で進めて行きたいと考えます。その会社の従業員の方ともお話しし、改めて当社の特徴をアピールしたいと痛切に感じた事でした。
「百聞は一見に如かず」です。是非当社に一度お声掛け下さい。
ヒートシールとサーモシールってご存知ですか?
同じ様な意味に取れますが、ヒートシールは熱で接着させるシール(封印)、サーモシールは温度による表面の色の変化示すシール(印、貼り付く)ですが、内容を理解しないとオーダーする時困りますね。
同様に、ヒートシールとヒートシールドというものもありますが、ヒートシール(heat sealing)は熱封印材でヒートシールド(heat shield)は熱防御材です。間違いやすいものって、やはりカタカナが多い様です。
私は、人に代わって作業をする省力化の装置は、内容にもよりますが、大まかに500万円以下が理想と考えています。当たり前ですが、安くて機能を果たせばそれに越した事は有りません。
2年前に無人(自動)の耐久装置を設計・組立しました。
これは、高圧水を1分間噴射させ30秒停止しその水を循環し、これに使用するポンプや付帯部品の耐久性を評価するものです。
単純なシステムですので、制御系もシーケンサーは使わずシンプルにし、エアーシリンダーで水を噴射させるガンのレバーを押したり、戻したりする様にし、水を扱うのでアルミのフレームとし、見栄えも良いものにしました。
高圧水の回収するノウハウ的な装置、電気工事を含む装置原材料費60万、水の冷却装置60万で作成しました。自分でもこの装置は、コストパフォーマンス(費用対効果)出来たと考えています。
この様に東京再生樹脂はこの様な視点も十分考慮し、お客様に満足頂ける装置を提案致します。
これは、前回の着眼点の中で発想について触れましたが、例としてあげたいと思います。
以前、生産現場を見ていて、ふと気づいた事がありました。
直径50cmほどあり、それに駒が2個くらい付いて、重さ10kgもある金属の円盤が17,8枚棚にありました。
重ね積みが出来ないので、それを置くのに広い面積が必要でした。
これは製品組立を行う時に、位置(高さ)を出したり、回しながら部品を取付けて行く角度を出す為の治具でした。
1日3,4回組立モデルが変わる毎にオペレーターが台車で運んで来て、それを段替
えしていました。また、その板は1枚製作するのに10万円以上もし、大変工夫されている治具で、最初はその発想に感心しました。
しかし、今後新しいモデルが増える毎にその円盤を増やして行くのは費用と面積、オペレーターの負荷を考えるとどうかなと思いそれらの円盤の特徴を表を作り分類しましたら、角度と位置は、4,5種類で、それらの組み合わせであることが解りましたので、高さ調整の駒は、直径10cmの軽い駒が3つ、円盤は1枚とし、ステッピングモーターを使い、段替え時はプログラムを呼び出すだけで出来る様に変更しました。
私どもは現場第一主義をカタログに記載していますが、この様に現場出て、見て、疑問に思って発想していく。そんな例として今回はこの話をお届けしました。
私が設計の駆け出しのころの話ですが、当時は、今は知らない人が大半のN98BASICが主流でした。私は、ほぼ毎日1000kg/cm2(98Mpa)を超える圧力に耐える製品設計やバネの設計をやっており計算時間も長く更に図面を書き22時~24時終了という比較的ハードな職場でした。電卓で計算していたのですが、非常に時間を取られるので、なんとかしようとこれらの厚肉円筒応力計算やバネ安全率などの計算プログラムを作り、1時間くらい掛かったものを5~10分で出来る様にしました。入社時、上司から「仕事は自分で見つけてやって下さい」と言われた事もありやってみたのですが、同僚にも非常に喜ばれたのを今でも思い出します。
困っている事を改善する着眼点は、気付きや発想の転換が必要です。余剰時間を作ってもっと他の事もしたいとか「欲」も必要です。古い話で恐縮しますが、今でも通じる点は多いかと考えます。私達は、この様な着眼点も持ってお客様目線に立ったサービスを提供して行きたいと考えています。
東京再生樹脂は、「設計が得意なんですよ」と言っても、社名と結びつかないお客様がおられると思いますので、今日はアピールしたいと思います。
設計的な業務の範囲は非常に広いですが、自動車部品メーカーで高精度の部品を設計して来た、或いは見て来た経験から、殆どの部品設計は対応可能です。
また装置設計面では、高圧洗浄機などのアッセンブリー(製品設計)や組立装置の設計も経験して来ましたので、構想・アイデア出しや実務的な設計などでお困りの事がありましたら、私どもが請負業務として実施致しますので、是非お声を掛けをして頂きたいと思います。
もちろん、業務・組織・人を含めた改革的なコンサルティングも実施しております。先ずは、身近なところで、すぐにお役に立てる事をと思いまして、本日は、設計業務のアピールを発信致しました。
生産性の改善進める上で時間の管理は最も重要なファクターです。工場にも、事務所にも大きな時計を掲げていて欲しいと思っています。私はやはりアナログな時計が好きですね。なんの根拠もありませんが、なぜか好きです。
さて、時間の指標にはいろいろな定義と言いますか、呼び名がありますのでここで整理したいと思います。
「タクトタイム」=お客様と自社工程の生産時間を連動させる為の時間の考え方
売れ行きに応じた生産速度
稼働時間÷必要生産量
「サイクルタイム」=1個何秒ごとに出来るかを表す時間
「工程リードタイム」=加工・組立品が一工程を通過するのに必要な時間
「リードタイム」=加工・組立品が付加価値の流れの経路を通過するのに必要な時間
「段取り替えロスタイム」=生産工程でモデルAの最後の生産品から、モデルBの最初の製品が出来上がるまでの時間
「ロスタイム」=予期せぬ事態が発生し生産ラインが停止している時間
以上、これらが生産性を検討する上で意識し改善して行かなくてはいけない最低限の時間です。
これらは手段ではなく、あくまで要素です。充分理解し効果のある分析に使って戴きたいと考えます。
「改善」活動の目的は、
この4つに集約されますが、具体的にどうすれば良いかと言いますと先の4つから上がって来た事柄に対し、
と言う至ってシンプルな方法で従来の仕事を変えて行くことが究極の活動となります。
一機に良くしようというのではなく、少しずつ変えていく姿勢で良いのです。その活動を繰り返し実施する中で、成果として大きく変わっていくでしょう。また、この活動を支えるのは、現場で知恵を出し、自発的におこなって行く姿勢が最も大切で、社員一人一人の「やる気」と支援する管理職の環境づくりでよし悪し、或いはスピードも決まってくるでしょう。もう一度原点に返り進めて行って欲しいと思います。
映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」を観ました。あらすじは、長年住み慣れた家は眺めも日当たりも良く最高の条件なのだが、エレベーターがなく、夫が年齢的に5階までの道のりがきつくなってきた。妻が夫を気遣いこの部屋を売ることを決断した。内覧希望者も殺到するが、愛犬の急病とかテロ騒動が勃発。やがて2人はやはり元の家をリニューアルし住むことにした。
この映画のサブテーマは「人生のリノベーション」です。私達は資源豊かな現代に暮らすうちに戸惑いなくものを手放したり、或いは捨ててしまったりしていませんか?いろいろなものに価値を見出して大事に使う習慣が薄れて行ってる事に危惧を感じています。
私達の会社のコンセプトでもあるのですが、捨てられる運命にある物に対して用途や機能を変更し性能を向上させたり、付加価値を与え「再生」することに、新鮮な発想で取り組んで参ります。
先日、デザインに関するセミナーに参加しました。講師の方から「直感力」で感じた事はそれを進めなさいと言った話がでました。そしてこの「直観力」という意味を改めて自分なりに考えて見ましたら、確かに納得が得られました。
仕事を重ねて行くうちに、間違いなく人は実力が付いて行きまね。もちろん全員が同じ様な力が付くかと言いますとそこには大きな個人差が生じますね。仕事に向き合う姿勢で決まるのでしょうか。何故こうなるのか?疑問を抱き、そしてその解・本質を知り、整理し自分の今後に生かして行けるかが重要に感じます。正に経験が血となりなり肉となり、研ぎ澄まされて行く人が、やがて熟知したその道(仕事)のプロとなり人に対し語れる様になるのではないでしょうか。少しオーバーな表現でしたが、その道を究めて行くに連れ直観という形で判断力が身に付いて行くという、人間って努力するとすばらしいですね。
私が、20年勤めた会社を退職する時にお世話になった元役員で子会社で顧問をされていた方と偶然お会いした時のことです。「お世話になりました。今月一杯で辞めます。」と挨拶しましたらその方は驚き私の肩に手を置き社内の喫茶店へ案内しコーヒーを飲みながら「この会社に5つ恩返ししたか?」と言われました。
私は思い出す様に特許の事、新製品立ち上げProjectの事、組織改善の3つ応えましたが、それ以上はその場で出ませんでした。
「いいだろう!」と言って下さり、辞める事を承諾されました。私はこの事から学んだのがやるからにはプロを目指せ、そして結果を残せ、ではないかと感じています。私は、当然他にもやりたい事があり、その会社を後にしましたがその言葉を思い出す度たびに、やるからには常にベストを尽くす、尽くす為には今やっている仕事のプロにならなければいけない、を忘れない様にしています。
PDCAは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを繰り返す事によって品質向上を達成したのが始まりですが、今では大企業の経営から従業員レベルの業務においても応用され改善などマネジメントを進める手法になっています。
これも1950年代から提唱された古いものですが、知らない内に私達は日頃これを実践して来ています。ただ、知って意識し、この様にやろうと考えるとより効果は上がるものと思います。業務を遂行するに当たり、進行が悪い、結果が芳しくないとか有った場合に、プロセスを振り返り何が悪かったのかを検証するのを忘れない様にするには良い言葉であると思います。
本来、自らの仕事で成果を上げたい、成長し続けたいと思って仕事をしているので日々進歩して行きますが、もし何かあればが振り返って考える時活用して欲しいと思います。
「管理職の仕事、役割はなんですか?」と質問されると一杯浮かんでくるかも知れませんね。5つ、6つの心得なるものも出てきますか。私に聞かれたら、たった1つを答えます。それは「部下がいきいきと仕事しているか見る事」ですね。ついでに、「自分もはつらつとやっているか」です。もちろん、この状況を達成する為には、いろいろな責務をこなさなければなりません。目標設定、意志決定、業務改善、育成、評価、これらはその過程です。
私達が働く時間、会社に拘束されている時間は非常に長いです。この時間をストレスなくいかに有意義に過ごせるか、落ち込む様な事態が発生しても挫けずにやって行けるか見守ってあげたい、またはそんな環境で仕事をさせてあげたいと常に思っています。
前述べました様に日頃のコミュニケーションがそういった環境を作って行きます。正にそれを手引きするのが管理職です。是非実践して行って戴きたいと思います。
「報告」・「連絡」・「相談」の略称ですが、この言葉が世に広まったのは、山種証券の会長だった山崎富治氏が自身の経験をまとめた書籍『ほうれんそうが会社を強くする』を出版した1986年の事で、以来各企業で事あれば言われ続けている、キーワードです。
今は、報連相は要らない、実績だ!という会社もあります。そういった意味をも含めまだ死語ではありません。私はやはり会社力を維持する為には不可欠と考えます。
しかし私は、かつての会社員時代、報連相という言葉を意識したこともなく、上司から言われた事もなければ、部下に言った事も有りませんでした。それは充分出来ていたというか、うまく回っていたからです。と言うのも必要な時に発言する機会もありましたし、聞く事もしていました。普段からそういった環境があったからです。
最近ある企業に行った時ですが、報連相運動なるものを声掛けしていました。やはり出来ていませんでしたね。これも仕事の仕方なのではないかと考えます。そこにはやはり各個人の資質、会社の環境、上司の姿勢に問題が有る様に感じます。
個人の資質として、やるべき業務を達成させる為、それに期限やスピードが必要と自覚しているならば、自ずと報告・相談が生じます。ある意味上司に動いてもらう事も必要ですから。また上司は重要な仕事なら報告を待つのではなく、適時進捗は確認すべきでしょう。そういったやりとりを経て部下もポイントを知り育てるのも1つと考えます。肝心な重要な問題で意思疎通を図り、結束力を高め、コミュニケーションのある環境づくりにこの言葉を改めて考えるのが必要と考えます。
紡ぐ(つむぐ)の本来の意味は、繭や綿から繊維を引き出し、縒り(より)をかけて糸を作ることですが、地味で根気のいる仕事です。この作業を人生に例えたなら、良い時もあれば逆境の時にも負けずに将来に向かって、自分の姿を描きながら生きぬいて行く姿がイメージされますね。
紡ぐためには目標や夢である繭が必要ですし、錘(つむ)作業も必要になります。そして紡ぐひとが健康でなければなりません。正に、毎日の生活にぴったりの言葉と言えます。
ポジティブに物事を捉えながら、自分の目標や夢の姿を作り出して行こうと考えるとモチベーションが上がって来ますね。
「Niche」これご存知ですか?
ニーチェ(Nietzsche)じゃないですよ。
ニッチです。「西洋建築で、壁龕(へきがん)=厚みのある壁をえぐって作ったくぼみの部分で彫像や花瓶などを置く所 」の意味で、転じて既存の産業では扱われないすきまの領域をねらって新規事業を起す、あるいは事業拡大をはかろうとする隙間産業をこの様に呼んでいます。
これは言い換えると大企業が関心をもっていない、あるいは対応できない領域において、独自の高度な技術・知識・常識にとらわれない柔軟さをもち、小口の需要にも迅速に対応するといったビジネスモデルです。
成功した例として「オンライン占い」、もはや大企業ですが「セブンイレブン」「大きいサイズ専門店」などがあげられます。例を見てお解りの様に、隙間産業は難しいことと感じたかも知れませんが、実は意外と本質は簡単な事で、独創的なアイデアを加えて大きく変化させたものと言えるでしょう。是非ご自分の周りを観察して何かアイデアがないか考えてみて下さい。
最後にニーチェの言葉を加えます。
『独創的』
何か新しいものを初めて観察することではなく、
古いもの、古くから知られていたもの、
あるいは誰の目にもふれていたが、
見逃されていたものを新しいもののように観察することが、
真に独創的な頭脳の証拠である。
最近「見える化」「5S」「HEIJYUNKA」について紹介しました。この他のツールをまだ紹介出来ておりませんが、いろいろな方法により、不良も少なくサイクルタイムも短く出来ます。そうする事により生産性を高め、生産方法・物流改善によるリードタイムを短縮、ものづくりの経済性を最適に出来ます。これにより納期遵守率を高め、お客様の満足度を達成する。更に、在庫を極限まで少なくして経営目標を達成することができます。私達、東京再生樹脂は、この様な生産性改善のいろいろな考え方、手法も皆さまへ発信してまいりますので、引き続きご愛読のほどお願い致します。
昨日のブログに「HEIJYUNKA」の単語が出ましたが、これは国外でも同じ意味で使われています。製造業で多品種の製品を均等にならして生産することで、まとめ生産するロット生産と比較対照されます。平準化は大量生産時の産物、死語とも言われる事がありますが、在庫費用の削減、多能工化にやはり有効であり、まだまだこの考え方で生産管理されている工場が多いようです。もちろんがんじがらめの考え方ではなく小ロット化と組み合わせたりし柔軟に使われています。
私も製造課の管理を任された事がありますが、このやり方は、管理しやすく、お客様の要求に対応しやすいものでした。そして何よりもオペレーターに優しい時代に即したものと思われます。この考え方を製造業に留まらず、ピーク時があったり閑散期があったりする飲食店にも応用されたり、支払業務で繁忙期を持つ給与支払い処理の業務などにも応用されている。
このように各企業の実情に合わせ工夫し有効に使用出来る考え方なので、学び知恵を加える事で業務量を減らせる可能性がありますので、少子化を迎える今、有効な手段であり、飛躍して考えれば電力を始め限りある資源の有効活用などにも応用できる考え方であると思いました。
「整理(Sort)」「整頓(Store)」「清掃(Shine)」「清潔(Standardize)」「躾(Sustain)」なぜか、5つ言え満足感に浸っていました。これは私がリーン教育のセミナーに参加した時の事でした。
リーンは日本の自動車産業の生産方式を再体系化したもので、「KAIZEN」(改善)「HEIJYUNKA」(平準化)を始め、多くの日本語が英語化されています。以前私が勤めていた会社では、これに組織の最適化まで含めた広義の改革を推進していました。
話は基に戻りますが、冒頭のセミナーとは、中国で開催されたアジア圏の7、8カ国が集まり、講師は本部の米国で教育を受けてきた優秀な中国人というリーンの社内セミナーに参加した時の事でした。私達は理解しやすい事柄なのですが、海外の方達は一生懸命5つのワードを覚えていました。日本でもまだそんな光景を目にする事があります。この5つを覚え実施する事がメインではありますが、この効果についてもしっかり意識し、推進して行って欲しいと思いました。
《5Sの効果》
昨日は、「社員を叱る」でしたね。
では本日は、「社員をほめる」について述べたいと思います。
よく社員をほめる事が、手っ取り早い育成法と言われています。社員はほめることで育てる、或いは社員のやる気アップにもつながるとも言われています。しかし必ずしもそれがやる気に繋がらないケースがあるります。ほめ殺しという言葉があるように注意して欲しいと思います。
最も肝要なのは、ほめる際に感謝や部下を伸ばしたいという気持ちにブレなく臨む事だと思います。
以前の職場で「Thank you card」というものを作り、各管理職の方にそれを渡した事がありますが、言葉に書いて伝えるのは、浮ついた感謝や褒め言葉にならないのでそれなり成果はありました。もちろん、これもコミュニケーションですから、相手を良く知っての事かも知れません。個性、知識、スキルに応じたほめ方というのも意識の中に必要になりますね。
いかがでしょうか?コミュニケーションを取るという意味で、まずは社員をほめる事から始めてみませんか?
昨今、部下を叱らない上司が増えているようです。パワハラと思われる、嫌われたくないなどの意識が過剰になっているのかも知れません。上司の仕事は、命令(指示)をすること、責任をとること、部下を育てることです。仕事のやり方を教えたり、ミスや間違ったやり方を正しい方向に導くことです。つまり時には叱ることも社員の成長には欠かせない行為で、それが会社をのばして行くことになります。是非上手な叱り方について大いに学んで欲しいと考えます。大事なポイントが2つあります。
1つはこれもコミュニケーションですから、相手を知る事です。個性、知識やスキルが違う訳ですから、それに応じた叱り方が必要です。
2番目に社員の自尊心を傷つけるような言動は決していけないという事です。自尊心が傷つかない様に守ってあげなければなりません。
常に部下の長所を見つける姿勢を持って、信頼関係を築いた上での叱る様にしたいものです。
また、言わずもがなですが、2回叱ったら5回ほめろという言葉も忘れてはいけません。
私も上司に叱られた経験はありますが、ありがたい事と捉えています。
今日は少し自然に目を向けたブログにします。
昆虫の蛹(さなぎ)の外皮ですが、皆さんご存知の様に、周囲の環境に合わせた色になってますね。緑の植物の中では緑色になっているのは一般的に目にします。家屋の端に作る場合は、その家屋の色(茶系)になっています。生命を守る為の護身術として、しっかり色分けされています。
この色彩は、文献によるとその置かれた周囲の明るさにより決定される様ですが、置かれた環境でしっかりと保護色になっている色彩には、現場で目のあたりにして感動を覚えました。
まだまだ、自然界を見て疑問に思う事、学ぶべき事など一杯ありそうですね。
テレビのコマーシャルで印象に残っているものが2つあります。
1つはイタリアのものだったと思いますが、銃を持った決闘で二人が背中合わせに立っているシーンから始まります。1(uno)、2(due)、3(tre)と2人が離れて行き、やがて画面から見えなくなります。銃声が響き、人が倒れる音がする・・・。画面には2人は現れず、静かに「Compri la TV piu grande(もっと大きいテレビを買いなさい)」という文字が流れる・・・。
どうです?気になりませんか、続きが?更に大きい画面で実際に観るとどうなるんだろうとかも?
そして、2つ目はアメリカのものですが、青年が防波堤の上で遠くを見ながらタバコを吸っているシーンが写しだされ、吸い終わりそのタバコを海に投げます(マナーは勿論良くないですが)。そして漂っていた空き缶にポンと音を立てて入る。そこに「Lucky Strike(タバコの銘柄)」というコピーが流れる。非常に粋なシーンが残りますよね。
どちらも、素晴らしい余韻が残るインパクトのある広告だなと今でも思い出されます。
「今の職場の雰囲気が合わない」と感じている方もいるのではないかと思います。
この1つに、社員同士のコミュニケーション不足があると思います。
やはり会社は「人」です。社員のやる気がなければ、業績を上げ会社を成長させる事は出来ません。これには、職場の良好な人間関係が大変重要です。
ではどの様な事が職場環境を変えるのか、どの様な事をしたら効果を出せるのか?を考えて見たいと思います。
先ず第一に飲み会が浮かぶ方が多いと思います。否定はしませんが、それは根本的な方策とは思えません。
私は、社員ひとりひとりのコミュニケーション力を高めることが重要と感じています。
コミュニケーション力を高めるためには、他人を知る姿勢を持つ事です。そして自分自身の姿勢を変える事と考えます。
現在の学校教育の中で、優劣をつけるのはどうかという風潮が高まりペース走という、何秒くらいで走るかを競うのを見て感じた事があります。同時スタートではなく、校庭をぐるぐる回り、誰が1番早いのか解りません。私は、運動神経の良い人、絵のうまい人、数学の出来る人etc.それぞれをさらけ出し、認め合う(自分の中に受け入れて行く)姿勢が大切に感じています。
自分自身がどんなときに満足感を感じるのかを常に意識し、一人ひとりが変っていけば、職場の雰囲気も必ず良くなると思います。
立春(2/4)を過ぎたものの、まだ寒く慌ただしい日を送っていますが、あっという間に花咲く春が訪れるでしょう。
ヘルマンヘッセの詩でそれほど有名ではないのですが、「花咲く枝」という詩に学生時代に触れ、以後時々思い出す事があります。
「たえず あちらこちらに
花咲く枝が風の中で動く
・・・・・・・・・・・・・・
人生のあわただしい戯れも
楽しさに満ち、むだではなかった、と告白するまで」
どんな事にもチャレンジ精神は旺盛で、この詩の様な気持ちでしたね。
人生、会社もピンチもありますがチャンスもある。でもきっといつか実を結ぶ時が来るでしょう。
ロスはすでに自覚している事で、これを放置してはいけない。必ず改善しなければいけない。一方ムダは探さないと解らない。自分が意識して初めてムダが解って来ると言えます。隠れているムダを探すことは(多分ロスよりも多いはずです)、大きなチャンスになるのです。
このロスやムダを改善するには、発想を変えて (現状を否定して)、アイディア出しが必要です。日頃から見つける目と柔らかい考え方の訓練をしましょう。
「見える化」という言葉は聞き慣れていることと思います。製造業でおこなって来た「目で見る管理」から発生した言葉で、この手法がさまざまなビジネスでも有効だということが伝わり、新しい手法も加わって、今では多くの企業で活用されています。「見える化」は、仕事の状況を常に把握できるようにすることで、問題が発生してもすぐに解決できる環境を実現し、更にはそういったい異常が発生しにくい環境を実現するためのツールといえます。
こういったツールも洗練され非常に見やすい、理解しやすいものになってきていますが、基本は各企業の特質に合った有効なものを選ぶ或いは作って行くのが最善ではあります。
しかし、この様な優れたツールがあってもそれを受け取る側の体制や環境を作っていく事が最も重要な事に思えます。そこで起こっている結果を見て判断し、解決に向かってリーダーシップを取ってやって行けるか、その起こっている問題を問題として認識出来るか、私はそこに着目したいと思っています。昨今、企業の不祥事のニュースと照らし合わせ考えると、判断能力教育講座なるものがあっても良いかとも感じます。まさに現場に行って見えるモノ・コトを誰もが共通認識を持って判断・解決出来るのかです。
「あいつは仕事のしごとの仕方を知らない」なんて言葉を耳にする事があります。裏返すと「仕事の出来ない人」になるかもしれません。私は、今まで仕事をして来た中で、意識したことはありませんでしたが、ある中小の会社を見て考える事がありました。「大企業に勤めていると仕事の仕方を知っている」という言葉を聞いた事もありますが、あながち間違ってはいないとも思えます。ではなぜでしょうか、考えてみたいと思います。
先の中小の会社の社員を見て感じた事は、毎日熱心に仕事をしているのですが、結果が伴わない。つまりなかなか前に進んでいない。意外に長い時間を掛かってやっと1つの事が終わり、本人は満足している。こういった状況は、マネジメント(管理職)が悪いのかとも考えました。いや一概には言えないとも感じます。
仕事の仕方とは、本来、上司から指示を受けた受けないに関わらず、やるべき業務を如何に滞りなく達成させるかのやり方である。このやり方が悪いのは、仕事に取り組む各個人の姿勢、周囲の環境、この2つに問題があるのではないでしょうか。
先ず、個人の姿勢の問題ですが、これは大企業、中小企業に関わらず全くその個人の資質です。常に自分の取り組む仕事に疑問(正しいか、方法は良いか、なぜこうなるのかなど)を持ったり、解らない事を中途半端でなく理解するまで聞く姿勢やその熱意に尽きます。
そして、周囲の環境ですが、仕事を如何に無駄なく迅速に進める為のシステムがあるか、またシステムとして回っているかです。ここはやはり長年の歴史や携わった人が多いだけあって、大企業には有利であると言わざるを得ません。
私は、仕事が回る業績を上げる会社は、如何に仕事を進める為のシステムがあるか、システムを作ろうとして取り組む人材がいるかに掛かっており、そこがその会社の成長に繋がると考えています。
私の座右の銘と言うと「一期一会」です。
また、東京駅で目にしたのですが、
「2兜を負うものしか2兜を得ず」
「出る杭は打たれ強い」
「木も見て森も見る」
これには心惹かれました。こんな気持ちで仕事しています。
名神高速を大阪側から行くと、ほどなく吹田パーキングエリアがあります。私が出かける時、行きなら10時頃、帰りなら3時頃通過します。そしてここに「Cobara Suita」という看板の掛かった軽食店が有ります。正に私のシチュエーションにぴったりです。こういったネーミングのアイデアいいですね。
「率先して模範を示す」昨日に続き、四字熟語について考えたいと思います。
この言葉は、リーダーシップ・組織マネジメントのあり方として大切な言葉です。
辛口トークになってしまいますが、社長さん又は上司の方から「スピードだ。スピードを持って行こう!」という言葉を良く耳にする事がありますね。従順な社員でなければ、「お前たち、さっさと仕事しろ!」にしか受けとれないかも知れません。何故でしょうか?それは、言葉が先に出ているだけではなく、普段の上司対部下の関係にあります。
社長さんの新年の挨拶で「今年は、スピードを持って事に対処して欲しい」という言葉が、従業員の頭の上を通過し、壁に当たって虚しくも消えて行くといった光景(空気)に接した経験があります。そこには、普段のマネジメントにそう言った言葉が伝わる空気がないからです。
もし部下が付いて来ない、好かれていない上司たちだとしたら。乖離している関係で率先垂範を実施しても、ましてや言葉を発しても、反発を喰うだけで望む様な成果が収められないのではないでしょうか。
普段の部下の指導はどの様にしてますか?きちんと育てる計画を持っていますか?100%やるのに1か月掛かる仕事を1週間で75%で良しとする様な指導していますか?
先ずは日頃の部下と向き合う姿勢(認める姿勢をきちんと示す事)により、初めて部下が付いてくるのではないでしょうか。そうなったならば、あなたが行う率先垂範は、効果を発揮し更にはあなたに「力」が付けば言葉で言って聞かせても動く様になるかも知れません。
率先垂範の言葉が持つ深い意味を改めて見直して戴けたらならばと思います。
私達は客観的な意見としてお客様に、この様なリーダーシップ・組織マネジメントへのアドバイスもご提供したいと思います。
四隅の一つだけを教えたら、残りの3つにも想像力を働かせて積極的に学ぼうとすること、孔子が学問を教える価値のある人材の条件について語った言葉である。
正に、我々東京再生樹脂の姿勢を示す言葉で、お客様への提案も充分納得頂けるものにしたいと考えております。
5、6年前外資系企業に勤めていた時ですが、100ページ以上もある様な英文書類を中国の業者さんに何度か翻訳依頼をした事があります。このアウトプットには、再三修正なども加えておりました。ある日いつもの業者さんと違うところへ依頼しました。然したる期待もなく、いつも通り、そのアウトプットを確認していたのですが、一寸した感動を覚えた事がありました。
その書類は、本社(米国)版の組織改革や生産性(Lean)改善に関するもので、その一部に、日本人なら誰もが理解している改善とはが記載されている章がありました。そこには原文で「Daily change」というワードを「日々前進」と訳してありました。正に、この章を引き立たせるもので、意図した以上の満足なアウトプット(製品)を得た感がありました。東京再生樹脂もこの様にお客様の期待に沿う、より満足度の高いご提案をお届け出来たらと考えております。
まずは、私のblogにアクセス頂きありがとうございます。
改めまして、東京再生樹脂の黒澤と申します。
私達は、人の役に立つ仕事をしたい。そんな気持ちで会社を立ち上げました。同時に地球環境にも配慮した形で物を作り、次世代への手渡しが出来たらと考えています。
各企業様の抱える課題はさまざまですが、課題の本質をしっかりと捉え、現場第一主義で不可能を可能にする情熱を持って、テクノロジーやノウハウをフルに活用し、資源の有効利用、設備、人材の最大能力を発揮できる、最適な課題解決策をご提供致します。
ぜひ、一人でも多くの皆さまにフレッシュで、斬新なアイデアをお届けしお役に立ちたいと願っております。
また、こちらのblogでは、私の率直な日々の思いや「課題解決」のヒント、現場主義の情熱なども発信してまいります。今後共宜しくお願い致します。
一昨日(金曜)喉が痛く多少熱っぽかったのでもしインフルエンザだといけないと思い念の為病院へ行ってみたら、案の定インフルエンザ(B型)だった。初めてインフルエンザに掛かったので不安だったが一昨日、昨日と多少熱が出たが今日はもう普通に入浴し、生活も通常通りになった。だからと言ってまだ2,3日は人のいる所は避けなければならない。新幹線の中で同様の咳をしていた人がいたが、恐らく無防備だったので移ったのだろうと思う。年内目いっぱい働こうと考えていたが、時期良く、少し休む様にクリスマスプレゼントを頂いたのだと思う。
今年は良い年だった。正に運(ツキ)も味方し中盤から仕事は順調に運び、素晴らしい方ともお目にかかり、いろんな会社へ伺う事が出来、経験もし、来年にも繋がり、来年はもっと良い年になりそう。ワクワクすると同時に今年達成出来なかった分野を来年こそ大いに力を注いで行きたい。
休養充分なので、来週、正月とほぼ営業していますので、在庫過剰でお困りの方、新商品設計、翻訳 他など今抱えている問題がございましたら是非お声がけ下さい。
「思うは招く」植松努さんの言葉、3年ほど前聞いた言葉だが最近気になってYou Tubeで再度聞いてみた。と言うのは今行っている会社で若い人達を見ていて(全員ではないが、私がいる建物の人達)「夢」や「希望」を少しも感じない。話をしていると職場環境の話が出て来る。そこに理解出来る部分もあるが、やはり本人次第という事を自覚して欲しい。確かに魅力のある会社かと聞かれると、現時点では回答に難しい会社ではあります。
あるプロジェクトで指導に来られている顧問の方が、私に現状を評し会社の存続についても触れられていたが、そうならない為にも、若い人のエネルギッシュなものを出して行ける様な環境。意識づくりができたならばと思います。
先日朝礼の3分間スピーチの順番が私に回ってきたので、話てみたのですが、あまり反応もないし、本日もグループミーティングで「みんなが良い会社にして行かないと!」と声は掛けてみました。こういった事は聞き手の状況、反応を見ながら煩がられない程度に続けては行こうと思っています。しかし、やみくもにではなく、役員さんへどう伝えるか、管理職の方をどの様な形で意識改革して行けるか、構想を練って臨みたいと考えています。
自分と比べてはいけないが、私が勤めた会社は素敵な会社であったし、素晴らしい人達に出会った事を改めて感謝もするし、毎日ではなかったけど、明日は、今日は何をしようとか、会社へ行くのが楽しみだった。そんな経験がどうやって生かせる事が出来るか考えています。縁あってこうして来た以上、何かしら役にたちたい。
今週の水曜日素晴らしい人とお目に掛かれました。某社の専務さん31才。オーナー会社の3代目に当たる方で、他所で修行して来られたとの事ですが、考え方、言葉遣い、立ち振る舞い、センス 何れも31才とは思えぬ落ち着きを持った冷静な物腰で2時間半があっという間に過ぎてしまいました。しかも、彼は繁忙な時は自ら現場に出て一緒に仕事するというガッツもあり、従業員の信望も厚い様でした。これから先何が起こるか、大変な事も一杯あろうかとも考えられますが、会社を強固にし伸ばして行けると信じています。
今年の6月から本格的に仕事を始め、運も良く次々と様々な分野のクライアントとお会いしますが、お会いする方は重役さんやトップに近い方で、やはりその会社、会社にはそれぞれ素晴らしい人がおられます。そう言った方と話をする度に学びがあり徳を得た気持ちです。
また一方ではサポートした会社の営業のマネージャーさんが「そこらで酒注いで接待してる会社はもう終わる、我々は品質を売るんだ」と部下に言って変わって行った事に、「物」づくりを大事にしたい我々にとっては非常に嬉しい限りでした。
この6か月あっという間過ぎてしまいましたが、限りある資源と有効な時間を価値のある創出が出来る様ベストを尽くして行きたいと考えます。
月に2,3回しか行ってないのですが、私がサポートしている会社に化粧品の展示(陳列)ケースを作っている会社があります。もちろんそこのお客様は化粧品会社で、有名な会社でした。4月にトラブルがあり、その原因究明とお客様への説明資料作成及び説明(説得)と言う事で5月に2,3か月のサポート依頼されました。それも無事終わりましたら、再発防止も兼ねケース作りの品質強化のサポートを引き続き依頼されフォローしています。化粧品会社は当たり前かも知れませんが管理職を含め女性ばかりなのだという事も知りました。先週このお客様(企画部門の方)が、このケースの組立ラインの見学に来られました。朝から準備し案内し最後に評価(印象)や意見交換をしましたが、自分たちではほぼ完成形と考えているものが、正に女性の視点から見るとまだまだ手の届いていないところも解りました。先にも書きましたが、説明などした時も意外な視点から突っ込まれた事もありました。いろんな事を進める上で自己満足にならない事は戒めですが、自分にない視点を知る事は、ありがたい事です。そして今後考え方にも、仕事にも幅が広がると考えます。
私が、今出勤している会社です。
「窓側に座って仕事する顧問はもう要らないんだ。みんなの中に入って変えて行ってくれる顧問が必要なんだ」と言うのが専務さんの要望でした。一旦はお断りしましたが、専務さんの熱意に、やってみようと思いました。仕事の仕方を教える、設計手法、強度計算などをサポートするのは、私のツールの部分であって、管理職の皆さんは私が何の為に来ているか真意はご存じではなく、1週間前まで私が入社する事は知らなかった様です。やりづらい面はありますが、今4か月が経過し、会社の実情を把握して来て、専務さんの意図している事が解かってきました。
この会社は来年で節目の年を迎えます。今、高度成長期、バブルを過ごして来た会社で抱えている共通な課題がここにもあります。次の10年、20年、50年を迎えるのにパワー不足にならない様にしたい、このままではなってしまうのではないかと言う危惧を専務さんがお持ちになっています。それはこの会社に勤めている若い人達がキーです。当然専務さんはご存じで、私に若い人達の事を気に掛けておられ、一杯質問して来ます。私も彼らのやっている事、見た事、聞いた事、考えている事、私が感じた事を正直に伝えると、「それはどうしたらいいと思いますか?」と必ず聞かれ、私の考えを伝えています。
しかし、これは若い世代の人にも多少の課題はありますが、管理職の姿勢にも課題がある様に感じましたし、会社の環境(空気)であったりします。私は最初コミュニケーションもあり、私の周りの人も良いし、どこに問題があるのか、と思いましたが、実はコミュニケーションが有る様であまり伝わっていない。その辺に有る様です。
ある青年に「1年目は会社に来るのが楽しみだったけど2年目から無くなった」と言われた時、一寸ショックでした。専務さんにも知って欲しくて、そういう人もいる事は伝えました。
3年計画くらいで変えて行くお考えですが、少しづつでも早く成果を出し、若い人たちがモチベーションを持って1日でも早く楽しく仕事出来る様、お役に立ちたいと思っています。Daily change (日々前進)!
私が上司から言われた言葉で今でも忘れないものがいくつかありますが、今日はその1つを紹介します。
且て私が勤めていた会社が激変し、長年(15年)勤めた部門から移動した時の事でした。それまで設計部署のマネージャーで10人のグループでしたが、工場の4部門の107人の総括になった時の事です。
工場長(役員)の方に最初に言われました。「あなたが部下に頼み事をして、その結果が思った様な結果でなかった時、部下を責めるんじゃないよ。あなたの頼み方が悪かったんだと思いなさい」でした。
大所帯になったら、自分でしようと思っても出来ないし、頼む事が多くなるから先んじて言って頂いた事と思います。忙しいを言い訳にしない言葉として胆に命じました。
しかし、これは会社の組織だけでなく普段の生活の中でも同様な事が言えます。先に書きましたがEQそのものですね。相手の立場にたって物事を考え、そこに自分の希望を伝える。
今日はそんな事を思い出し書いてみました。
リーン生産方式(トヨタ生産方式を研究し再体系化したもの)を展開する初期段階に「Learn through observation=(現状)を観察する中での気づき」というステップがあります。これはこれから改善・改革進めようをとする中で大変重要な意味を持っています。現状を自分たちの目で見て気づく事、これは裏返すとこれではいけないと気づく事で、その後進めて行くモチベーションになると思います。
こう言った考え方は別段プロジェクトでやっている事に限らず、普段の忙しい仕事の中でも、一呼吸おいて考える時間を持つという事でもいいですね。必ずそれが仕事のやり方を効率よく変えたり、自分自身の成長へ繋がって行くでしょう。 普段の私生活に於いてもそういった事が役に立つかもしれません。是非実践してみて下さい。
今日は金曜日、わたしがお邪魔している企業(1,000人規模の会社)では、月末の金曜日、昼一に皆で15分~30分くらい掃除をしてました。私も何かお手伝いと思い窓ふきをし、それを終わり、その雑巾を濯ごうと流しへ行ったら、混んでいたので、トイレの手洗い場へ行きました。そしたらそこに便器を磨いている青年がいました。私と目が合っても、もくもくと洗い、次のドアを開け便器を洗っていました。私の気持ちの中にいたたまれない気持ちが沸いてきて、頭が下がるだけでした。その後その青年は普通の顔して仕事に向かっていました。聞けばこの会社は新入社員が1年間トイレ掃除をする様です。良いか悪いかは別にして、誰かがやらないときれいにならない。それを普通にこなせる。この青年もこういった経験が必ず役に立って欲しいと思いました。今私はこの会社では特定要素グループの20~30代の社員10人の設計のサポートをしています。皆さん純朴で親切な、言葉使いも丁寧な、正に会社は「人」を感じさせる社員で、以前私が勤めていた大手自動車部品会社を思い出させる会社でした。フルでなく月10日間くらいの顧問ですが、この会社の、すばらしい社員との縁を大切にして、この方たちが大きく成長する為にもお役に立てる様、胆に銘じた1日でもありました。
ありがたい事に多事多端な一週間ではありましたが、今週お客様と話した事で印象に残っている事があります。それはEQ(心の知能指数; Emotional Intelligence Quotient)としての例え話です。子供から「お父さん、遊んで欲しい」と言われた時「じゃ、公園に行ってブランコ乗ったり、滑り台しようか!」と言うのも1つですが「何をしたい?」と先ず子供の意志(相手の立場に立って)を汲む姿勢を持つこと、でした。EQは比較的新しい概念のため、定義はいまだはっきりとしていないという事ですが、非常に興味深い内容です。これは日常の自分の行動を客観的に、対自分、上司、同僚、顧客に対してどうだったか(自分や、他人の感情を理解し、自分の感情をコントロール出来たか、出来るか)を自己評価することで、自分を磨いて行ける考え方と捉える事が出来ると考えます。
今までに仕事でも、私生活でも現時点で反省頻りですが、今後の行動(生活)にこういった考え方を常に自覚して行きたい(生きたい)と感じました。勉強する事は一杯ありますね。
このゴールデンウイーク中、ある会社で人手不足の対応で手伝いをしていましたが、その会社の社長さんと雑談した時
・この機械はここが弱いので、ここを頑丈に出来たなら
・この機械は、もっとここまで出来たらいいんだが(行程追加)
・どこかに○○する機械があるらしいんだが、原理や構造を知りたい
・○○する様な機械(装置)があるといいんだが
(業務上、抽象的な表現で申し訳ありません)
などと、いろいろな改善や「夢」みたいなワクワクする会話をしました。この内1点は、チャレンジしてみようと考えています。
皆さんも、上記の様な事がありますでしょうか?加えて
・この機械は、高価なのでもっと安く作れないか
などの希望や夢などありましたら是非お聞かせ下さい。
昨日、物流会社へ行く機会がありました。先ず受付で名前を言うと対応して頂いた20歳位の男性の丁寧で気配りのある対応に一寸感心しました。その後そこのリーダーの方にお会いしましたが、納得しました。その方も大変印象の良いかたでした。そしてそこの職場自体が「ありがとう」が普通に飛び交うところだと解りました。殆ど男性(20人くらい)で、仕事もきつい仕事が多い会社ですが、皆さんコミュニケーションがあり、明るい職場でその環境で社員が学んで行っているのでしょう。上司がコミュニケーションを持って部下を育てる。その姿勢が浸透していものと思います。以前書きましたが、改めて会社は「人」といのを感じました。
私は、昨年末からいろんな所へ出かけて現場を見ています。特に今年に入って金曜日の夜と土曜日は欠かさずに出かけますが、そこで見たもので素晴らしいと思ったのが、ロジスティックの世界です。私も以前勤めていた会社での経験や海外の工場で見たりしましたが、日本の通販会社などのシステムには一寸驚きを覚えました。ここで細かくシステムについては書きませんが、時間当たりの大容量の処理量システムは素晴らしいと感じました。また需要の多さにも驚きました。加えて日本から海外への輸出品目を見て、輸入ばかりではなく、まだまだ日本からも家庭用の小物品も輸出されているのにも驚きました。
私は、今まで仕事をして来た中で大きな財産が3つあります。1つは当然ですが、スキル・知識。2つ目は自分を磨く気持ち。これについては進行中であり、志を持って精進しているところです。
3つ目、人との出会いです。本当にすばらしい方々に御目にかかる事が出来ました。上司しかり、同僚(若手、部下も同僚に含む)しかり。私が設計部の主任だった頃、大手自動車メーカーでの原価低減の発表会がありました。これはその会社の社長を始め重役も出席し講堂で行った大きなイベントでした。それに私の所属するグループが参加する様指示があり、上司と若手と3人で毎晩12時過ぎまで資料作りや練習をして臨みました。社内では専務の前でリハーサルもやりました。この時、私が上司に”この発表は対外的にも、上司がやった方が良いのではないか?”と提案しました。ところが上司から”これはあなたがやって来た事だから、それに目立つ良いチャンスですよ”という言葉が帰ってきました。その頃はOHPだったのですが、上司が資料をめくり、若手はタイムキーパーし私が発表しました。結果、発表会で”ダイヤモンド賞”という最高位の賞を受賞しました。
こういった事もあり、私はその会社で異例な速さで昇進しました。嬉しかったです。それはその会社は私の上司を始め、軒並み素晴らしい管理職の方ばかりでした。上司としてやるべき事に自分に厳しく、その方面での日本の技術を牽引するメーカーでしたのでOJTを始めコミュニケーションを率先して図り、部下を育てる事が普通感覚で備わっている会社でしたので、その一員に選ばれた事が光栄で、嬉しかったのでした。これも素晴らしい上司に出会えたからです。
これとは逆で、ある中小企業で3年間過ごす中で、私がその会社の雰囲気を変える事は出来ませんでしたが、幅広い仕事を1人でこなす内に、後半ストレスが溜まって行きました。第一に自分の未熟さを痛感していますが、社員にとって環境(雰囲気)というのも大事なファクターであるのを痛感しました。その会社を離れ、身心共に晴れやかになり、新しい息吹、以前の素晴らしい教えを頂いた事を思い出し全く感覚が変わって(戻って)来ました。
東京再生樹脂では、職場環境を変える、若手の育成なども提案して参ります。そういった会社の総合力UP、技術の伝承、人材の確保など課題がありましたなら、是非ご相談頂ければと考えます。
私は、最近ある中小企業で「不機嫌な職場」(講談社現代新書)を地で行ってる様な会社に出くわしました。イライラした雰囲気。困っている人がいても「手伝おうか」の一言がない。熱意を込めた資料を作ってもレスポンスがない。。。。 いろんな事で心を痛めている人が多い職場。そんな気がしました。 組織の為の個人でも、個人の為の組織でもない、個人と組織が共に支え合い、良い影響を与え合う協力関係を作り出す。そういった会社・人を変えるのは一人一人に訴えかける、率先して見本を見せるなど手段はありますが、ここで長々書く事は避けたいと思います。基本は、抽象的ではありますが、私の友人が口癖で言っていた、感謝と笑顔。「ありがとう」が出る職場作りでしょう。 |
中小企業の経営課題は様々ですが、当社が特に満足頂ける成果を発揮できる分野を列記してみました。参考にして頂ければと考えます。もちろんこれ以外の分野に於いてのご相談も賜りますのでお声掛け下さい。
既存製品・サービスの高付加価値化
技術力向上・研究開発体制の強化
設備投資(老朽設備の更新)
設備投資(生産拡大や新分野進出)
技能の伝承
人材の確保(人手不足)・育成
実務対応(一時的な人手不足の対応。事務・設計・翻訳etc.)
後継者の育成
製品・サービスのコスト低減
電力料金、人件費等コストアップ対策
不採算事業の立て直し・撤退
中核業務・事業以外の外部委託。
ある中小の会社でコンサルタントの方が指導しておられるのを拝見する事が出来ました。勉強になりました。と同時に当社で進めている「率先垂範」の考え方も、もっとアピールして行きたいと考えました。
というのも、当社はコンサルタントというよりビジネスサポートという表現で進めて行きたいと思います。それは「指導」が中心ではなく、見たこと、経験した事のない人達に「先ずはやって見せる」「実績を出して実感して頂く事」が何よりも継続を生み、大きな成果へと繋がると考えるからです。コンサルタントが自分で実行するというのは御法度と言われていますが、やはり「百聞は一見に如かず」という事もあり、現場第一主義で進めて行きたいと考えます。その会社の従業員の方ともお話しし、改めて当社の特徴をアピールしたいと痛切に感じた事でした。
「百聞は一見に如かず」です。是非当社に一度お声掛け下さい。
ヒートシールとサーモシールってご存知ですか?
同じ様な意味に取れますが、ヒートシールは熱で接着させるシール(封印)、サーモシールは温度による表面の色の変化示すシール(印、貼り付く)ですが、内容を理解しないとオーダーする時困りますね。
同様に、ヒートシールとヒートシールドというものもありますが、ヒートシール(heat sealing)は熱封印材でヒートシールド(heat shield)は熱防御材です。間違いやすいものって、やはりカタカナが多い様です。
私は、人に代わって作業をする省力化の装置は、内容にもよりますが、大まかに500万円以下が理想と考えています。当たり前ですが、安くて機能を果たせばそれに越した事は有りません。
2年前に無人(自動)の耐久装置を設計・組立しました。
これは、高圧水を1分間噴射させ30秒停止しその水を循環し、これに使用するポンプや付帯部品の耐久性を評価するものです。
単純なシステムですので、制御系もシーケンサーは使わずシンプルにし、エアーシリンダーで水を噴射させるガンのレバーを押したり、戻したりする様にし、水を扱うのでアルミのフレームとし、見栄えも良いものにしました。
高圧水の回収するノウハウ的な装置、電気工事を含む装置原材料費60万、水の冷却装置60万で作成しました。自分でもこの装置は、コストパフォーマンス(費用対効果)出来たと考えています。
この様に東京再生樹脂はこの様な視点も十分考慮し、お客様に満足頂ける装置を提案致します。
これは、前回の着眼点の中で発想について触れましたが、例としてあげたいと思います。
以前、生産現場を見ていて、ふと気づいた事がありました。
直径50cmほどあり、それに駒が2個くらい付いて、重さ10kgもある金属の円盤が17,8枚棚にありました。
重ね積みが出来ないので、それを置くのに広い面積が必要でした。
これは製品組立を行う時に、位置(高さ)を出したり、回しながら部品を取付けて行く角度を出す為の治具でした。
1日3,4回組立モデルが変わる毎にオペレーターが台車で運んで来て、それを段替
えしていました。また、その板は1枚製作するのに10万円以上もし、大変工夫されている治具で、最初はその発想に感心しました。
しかし、今後新しいモデルが増える毎にその円盤を増やして行くのは費用と面積、オペレーターの負荷を考えるとどうかなと思いそれらの円盤の特徴を表を作り分類しましたら、角度と位置は、4,5種類で、それらの組み合わせであることが解りましたので、高さ調整の駒は、直径10cmの軽い駒が3つ、円盤は1枚とし、ステッピングモーターを使い、段替え時はプログラムを呼び出すだけで出来る様に変更しました。
私どもは現場第一主義をカタログに記載していますが、この様に現場出て、見て、疑問に思って発想していく。そんな例として今回はこの話をお届けしました。
私が設計の駆け出しのころの話ですが、当時は、今は知らない人が大半のN98BASICが主流でした。私は、ほぼ毎日1000kg/cm2(98Mpa)を超える圧力に耐える製品設計やバネの設計をやっており計算時間も長く更に図面を書き22時~24時終了という比較的ハードな職場でした。電卓で計算していたのですが、非常に時間を取られるので、なんとかしようとこれらの厚肉円筒応力計算やバネ安全率などの計算プログラムを作り、1時間くらい掛かったものを5~10分で出来る様にしました。入社時、上司から「仕事は自分で見つけてやって下さい」と言われた事もありやってみたのですが、同僚にも非常に喜ばれたのを今でも思い出します。
困っている事を改善する着眼点は、気付きや発想の転換が必要です。余剰時間を作ってもっと他の事もしたいとか「欲」も必要です。古い話で恐縮しますが、今でも通じる点は多いかと考えます。私達は、この様な着眼点も持ってお客様目線に立ったサービスを提供して行きたいと考えています。
東京再生樹脂は、「設計が得意なんですよ」と言っても、社名と結びつかないお客様がおられると思いますので、今日はアピールしたいと思います。
設計的な業務の範囲は非常に広いですが、自動車部品メーカーで高精度の部品を設計して来た、或いは見て来た経験から、殆どの部品設計は対応可能です。
また装置設計面では、高圧洗浄機などのアッセンブリー(製品設計)や組立装置の設計も経験して来ましたので、構想・アイデア出しや実務的な設計などでお困りの事がありましたら、私どもが請負業務として実施致しますので、是非お声を掛けをして頂きたいと思います。
もちろん、業務・組織・人を含めた改革的なコンサルティングも実施しております。先ずは、身近なところで、すぐにお役に立てる事をと思いまして、本日は、設計業務のアピールを発信致しました。
生産性の改善進める上で時間の管理は最も重要なファクターです。工場にも、事務所にも大きな時計を掲げていて欲しいと思っています。私はやはりアナログな時計が好きですね。なんの根拠もありませんが、なぜか好きです。
さて、時間の指標にはいろいろな定義と言いますか、呼び名がありますのでここで整理したいと思います。
「タクトタイム」=お客様と自社工程の生産時間を連動させる為の時間の考え方
売れ行きに応じた生産速度
稼働時間÷必要生産量
「サイクルタイム」=1個何秒ごとに出来るかを表す時間
「工程リードタイム」=加工・組立品が一工程を通過するのに必要な時間
「リードタイム」=加工・組立品が付加価値の流れの経路を通過するのに必要な時間
「段取り替えロスタイム」=生産工程でモデルAの最後の生産品から、モデルBの最初の製品が出来上がるまでの時間
「ロスタイム」=予期せぬ事態が発生し生産ラインが停止している時間
以上、これらが生産性を検討する上で意識し改善して行かなくてはいけない最低限の時間です。
これらは手段ではなく、あくまで要素です。充分理解し効果のある分析に使って戴きたいと考えます。
「改善」活動の目的は、
この4つに集約されますが、具体的にどうすれば良いかと言いますと先の4つから上がって来た事柄に対し、
と言う至ってシンプルな方法で従来の仕事を変えて行くことが究極の活動となります。
一機に良くしようというのではなく、少しずつ変えていく姿勢で良いのです。その活動を繰り返し実施する中で、成果として大きく変わっていくでしょう。また、この活動を支えるのは、現場で知恵を出し、自発的におこなって行く姿勢が最も大切で、社員一人一人の「やる気」と支援する管理職の環境づくりでよし悪し、或いはスピードも決まってくるでしょう。もう一度原点に返り進めて行って欲しいと思います。
映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」を観ました。あらすじは、長年住み慣れた家は眺めも日当たりも良く最高の条件なのだが、エレベーターがなく、夫が年齢的に5階までの道のりがきつくなってきた。妻が夫を気遣いこの部屋を売ることを決断した。内覧希望者も殺到するが、愛犬の急病とかテロ騒動が勃発。やがて2人はやはり元の家をリニューアルし住むことにした。
この映画のサブテーマは「人生のリノベーション」です。私達は資源豊かな現代に暮らすうちに戸惑いなくものを手放したり、或いは捨ててしまったりしていませんか?いろいろなものに価値を見出して大事に使う習慣が薄れて行ってる事に危惧を感じています。
私達の会社のコンセプトでもあるのですが、捨てられる運命にある物に対して用途や機能を変更し性能を向上させたり、付加価値を与え「再生」することに、新鮮な発想で取り組んで参ります。
先日、デザインに関するセミナーに参加しました。講師の方から「直感力」で感じた事はそれを進めなさいと言った話がでました。そしてこの「直観力」という意味を改めて自分なりに考えて見ましたら、確かに納得が得られました。
仕事を重ねて行くうちに、間違いなく人は実力が付いて行きまね。もちろん全員が同じ様な力が付くかと言いますとそこには大きな個人差が生じますね。仕事に向き合う姿勢で決まるのでしょうか。何故こうなるのか?疑問を抱き、そしてその解・本質を知り、整理し自分の今後に生かして行けるかが重要に感じます。正に経験が血となりなり肉となり、研ぎ澄まされて行く人が、やがて熟知したその道(仕事)のプロとなり人に対し語れる様になるのではないでしょうか。少しオーバーな表現でしたが、その道を究めて行くに連れ直観という形で判断力が身に付いて行くという、人間って努力するとすばらしいですね。
私が、20年勤めた会社を退職する時にお世話になった元役員で子会社で顧問をされていた方と偶然お会いした時のことです。「お世話になりました。今月一杯で辞めます。」と挨拶しましたらその方は驚き私の肩に手を置き社内の喫茶店へ案内しコーヒーを飲みながら「この会社に5つ恩返ししたか?」と言われました。
私は思い出す様に特許の事、新製品立ち上げProjectの事、組織改善の3つ応えましたが、それ以上はその場で出ませんでした。
「いいだろう!」と言って下さり、辞める事を承諾されました。私はこの事から学んだのがやるからにはプロを目指せ、そして結果を残せ、ではないかと感じています。私は、当然他にもやりたい事があり、その会社を後にしましたがその言葉を思い出す度たびに、やるからには常にベストを尽くす、尽くす為には今やっている仕事のプロにならなければいけない、を忘れない様にしています。
PDCAは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを繰り返す事によって品質向上を達成したのが始まりですが、今では大企業の経営から従業員レベルの業務においても応用され改善などマネジメントを進める手法になっています。
これも1950年代から提唱された古いものですが、知らない内に私達は日頃これを実践して来ています。ただ、知って意識し、この様にやろうと考えるとより効果は上がるものと思います。業務を遂行するに当たり、進行が悪い、結果が芳しくないとか有った場合に、プロセスを振り返り何が悪かったのかを検証するのを忘れない様にするには良い言葉であると思います。
本来、自らの仕事で成果を上げたい、成長し続けたいと思って仕事をしているので日々進歩して行きますが、もし何かあればが振り返って考える時活用して欲しいと思います。
「管理職の仕事、役割はなんですか?」と質問されると一杯浮かんでくるかも知れませんね。5つ、6つの心得なるものも出てきますか。私に聞かれたら、たった1つを答えます。それは「部下がいきいきと仕事しているか見る事」ですね。ついでに、「自分もはつらつとやっているか」です。もちろん、この状況を達成する為には、いろいろな責務をこなさなければなりません。目標設定、意志決定、業務改善、育成、評価、これらはその過程です。
私達が働く時間、会社に拘束されている時間は非常に長いです。この時間をストレスなくいかに有意義に過ごせるか、落ち込む様な事態が発生しても挫けずにやって行けるか見守ってあげたい、またはそんな環境で仕事をさせてあげたいと常に思っています。
前述べました様に日頃のコミュニケーションがそういった環境を作って行きます。正にそれを手引きするのが管理職です。是非実践して行って戴きたいと思います。
「報告」・「連絡」・「相談」の略称ですが、この言葉が世に広まったのは、山種証券の会長だった山崎富治氏が自身の経験をまとめた書籍『ほうれんそうが会社を強くする』を出版した1986年の事で、以来各企業で事あれば言われ続けている、キーワードです。
今は、報連相は要らない、実績だ!という会社もあります。そういった意味をも含めまだ死語ではありません。私はやはり会社力を維持する為には不可欠と考えます。
しかし私は、かつての会社員時代、報連相という言葉を意識したこともなく、上司から言われた事もなければ、部下に言った事も有りませんでした。それは充分出来ていたというか、うまく回っていたからです。と言うのも必要な時に発言する機会もありましたし、聞く事もしていました。普段からそういった環境があったからです。
最近ある企業に行った時ですが、報連相運動なるものを声掛けしていました。やはり出来ていませんでしたね。これも仕事の仕方なのではないかと考えます。そこにはやはり各個人の資質、会社の環境、上司の姿勢に問題が有る様に感じます。
個人の資質として、やるべき業務を達成させる為、それに期限やスピードが必要と自覚しているならば、自ずと報告・相談が生じます。ある意味上司に動いてもらう事も必要ですから。また上司は重要な仕事なら報告を待つのではなく、適時進捗は確認すべきでしょう。そういったやりとりを経て部下もポイントを知り育てるのも1つと考えます。肝心な重要な問題で意思疎通を図り、結束力を高め、コミュニケーションのある環境づくりにこの言葉を改めて考えるのが必要と考えます。
紡ぐ(つむぐ)の本来の意味は、繭や綿から繊維を引き出し、縒り(より)をかけて糸を作ることですが、地味で根気のいる仕事です。この作業を人生に例えたなら、良い時もあれば逆境の時にも負けずに将来に向かって、自分の姿を描きながら生きぬいて行く姿がイメージされますね。
紡ぐためには目標や夢である繭が必要ですし、錘(つむ)作業も必要になります。そして紡ぐひとが健康でなければなりません。正に、毎日の生活にぴったりの言葉と言えます。
ポジティブに物事を捉えながら、自分の目標や夢の姿を作り出して行こうと考えるとモチベーションが上がって来ますね。
「Niche」これご存知ですか?
ニーチェ(Nietzsche)じゃないですよ。
ニッチです。「西洋建築で、壁龕(へきがん)=厚みのある壁をえぐって作ったくぼみの部分で彫像や花瓶などを置く所 」の意味で、転じて既存の産業では扱われないすきまの領域をねらって新規事業を起す、あるいは事業拡大をはかろうとする隙間産業をこの様に呼んでいます。
これは言い換えると大企業が関心をもっていない、あるいは対応できない領域において、独自の高度な技術・知識・常識にとらわれない柔軟さをもち、小口の需要にも迅速に対応するといったビジネスモデルです。
成功した例として「オンライン占い」、もはや大企業ですが「セブンイレブン」「大きいサイズ専門店」などがあげられます。例を見てお解りの様に、隙間産業は難しいことと感じたかも知れませんが、実は意外と本質は簡単な事で、独創的なアイデアを加えて大きく変化させたものと言えるでしょう。是非ご自分の周りを観察して何かアイデアがないか考えてみて下さい。
最後にニーチェの言葉を加えます。
『独創的』
何か新しいものを初めて観察することではなく、
古いもの、古くから知られていたもの、
あるいは誰の目にもふれていたが、
見逃されていたものを新しいもののように観察することが、
真に独創的な頭脳の証拠である。
最近「見える化」「5S」「HEIJYUNKA」について紹介しました。この他のツールをまだ紹介出来ておりませんが、いろいろな方法により、不良も少なくサイクルタイムも短く出来ます。そうする事により生産性を高め、生産方法・物流改善によるリードタイムを短縮、ものづくりの経済性を最適に出来ます。これにより納期遵守率を高め、お客様の満足度を達成する。更に、在庫を極限まで少なくして経営目標を達成することができます。私達、東京再生樹脂は、この様な生産性改善のいろいろな考え方、手法も皆さまへ発信してまいりますので、引き続きご愛読のほどお願い致します。
昨日のブログに「HEIJYUNKA」の単語が出ましたが、これは国外でも同じ意味で使われています。製造業で多品種の製品を均等にならして生産することで、まとめ生産するロット生産と比較対照されます。平準化は大量生産時の産物、死語とも言われる事がありますが、在庫費用の削減、多能工化にやはり有効であり、まだまだこの考え方で生産管理されている工場が多いようです。もちろんがんじがらめの考え方ではなく小ロット化と組み合わせたりし柔軟に使われています。
私も製造課の管理を任された事がありますが、このやり方は、管理しやすく、お客様の要求に対応しやすいものでした。そして何よりもオペレーターに優しい時代に即したものと思われます。この考え方を製造業に留まらず、ピーク時があったり閑散期があったりする飲食店にも応用されたり、支払業務で繁忙期を持つ給与支払い処理の業務などにも応用されている。
このように各企業の実情に合わせ工夫し有効に使用出来る考え方なので、学び知恵を加える事で業務量を減らせる可能性がありますので、少子化を迎える今、有効な手段であり、飛躍して考えれば電力を始め限りある資源の有効活用などにも応用できる考え方であると思いました。
「整理(Sort)」「整頓(Store)」「清掃(Shine)」「清潔(Standardize)」「躾(Sustain)」なぜか、5つ言え満足感に浸っていました。これは私がリーン教育のセミナーに参加した時の事でした。
リーンは日本の自動車産業の生産方式を再体系化したもので、「KAIZEN」(改善)「HEIJYUNKA」(平準化)を始め、多くの日本語が英語化されています。以前私が勤めていた会社では、これに組織の最適化まで含めた広義の改革を推進していました。
話は基に戻りますが、冒頭のセミナーとは、中国で開催されたアジア圏の7、8カ国が集まり、講師は本部の米国で教育を受けてきた優秀な中国人というリーンの社内セミナーに参加した時の事でした。私達は理解しやすい事柄なのですが、海外の方達は一生懸命5つのワードを覚えていました。日本でもまだそんな光景を目にする事があります。この5つを覚え実施する事がメインではありますが、この効果についてもしっかり意識し、推進して行って欲しいと思いました。
《5Sの効果》
昨日は、「社員を叱る」でしたね。
では本日は、「社員をほめる」について述べたいと思います。
よく社員をほめる事が、手っ取り早い育成法と言われています。社員はほめることで育てる、或いは社員のやる気アップにもつながるとも言われています。しかし必ずしもそれがやる気に繋がらないケースがあるります。ほめ殺しという言葉があるように注意して欲しいと思います。
最も肝要なのは、ほめる際に感謝や部下を伸ばしたいという気持ちにブレなく臨む事だと思います。
以前の職場で「Thank you card」というものを作り、各管理職の方にそれを渡した事がありますが、言葉に書いて伝えるのは、浮ついた感謝や褒め言葉にならないのでそれなり成果はありました。もちろん、これもコミュニケーションですから、相手を良く知っての事かも知れません。個性、知識、スキルに応じたほめ方というのも意識の中に必要になりますね。
いかがでしょうか?コミュニケーションを取るという意味で、まずは社員をほめる事から始めてみませんか?
昨今、部下を叱らない上司が増えているようです。パワハラと思われる、嫌われたくないなどの意識が過剰になっているのかも知れません。上司の仕事は、命令(指示)をすること、責任をとること、部下を育てることです。仕事のやり方を教えたり、ミスや間違ったやり方を正しい方向に導くことです。つまり時には叱ることも社員の成長には欠かせない行為で、それが会社をのばして行くことになります。是非上手な叱り方について大いに学んで欲しいと考えます。大事なポイントが2つあります。
1つはこれもコミュニケーションですから、相手を知る事です。個性、知識やスキルが違う訳ですから、それに応じた叱り方が必要です。
2番目に社員の自尊心を傷つけるような言動は決していけないという事です。自尊心が傷つかない様に守ってあげなければなりません。
常に部下の長所を見つける姿勢を持って、信頼関係を築いた上での叱る様にしたいものです。
また、言わずもがなですが、2回叱ったら5回ほめろという言葉も忘れてはいけません。
私も上司に叱られた経験はありますが、ありがたい事と捉えています。
今日は少し自然に目を向けたブログにします。
昆虫の蛹(さなぎ)の外皮ですが、皆さんご存知の様に、周囲の環境に合わせた色になってますね。緑の植物の中では緑色になっているのは一般的に目にします。家屋の端に作る場合は、その家屋の色(茶系)になっています。生命を守る為の護身術として、しっかり色分けされています。
この色彩は、文献によるとその置かれた周囲の明るさにより決定される様ですが、置かれた環境でしっかりと保護色になっている色彩には、現場で目のあたりにして感動を覚えました。
まだまだ、自然界を見て疑問に思う事、学ぶべき事など一杯ありそうですね。
テレビのコマーシャルで印象に残っているものが2つあります。
1つはイタリアのものだったと思いますが、銃を持った決闘で二人が背中合わせに立っているシーンから始まります。1(uno)、2(due)、3(tre)と2人が離れて行き、やがて画面から見えなくなります。銃声が響き、人が倒れる音がする・・・。画面には2人は現れず、静かに「Compri la TV piu grande(もっと大きいテレビを買いなさい)」という文字が流れる・・・。
どうです?気になりませんか、続きが?更に大きい画面で実際に観るとどうなるんだろうとかも?
そして、2つ目はアメリカのものですが、青年が防波堤の上で遠くを見ながらタバコを吸っているシーンが写しだされ、吸い終わりそのタバコを海に投げます(マナーは勿論良くないですが)。そして漂っていた空き缶にポンと音を立てて入る。そこに「Lucky Strike(タバコの銘柄)」というコピーが流れる。非常に粋なシーンが残りますよね。
どちらも、素晴らしい余韻が残るインパクトのある広告だなと今でも思い出されます。
「今の職場の雰囲気が合わない」と感じている方もいるのではないかと思います。
この1つに、社員同士のコミュニケーション不足があると思います。
やはり会社は「人」です。社員のやる気がなければ、業績を上げ会社を成長させる事は出来ません。これには、職場の良好な人間関係が大変重要です。
ではどの様な事が職場環境を変えるのか、どの様な事をしたら効果を出せるのか?を考えて見たいと思います。
先ず第一に飲み会が浮かぶ方が多いと思います。否定はしませんが、それは根本的な方策とは思えません。
私は、社員ひとりひとりのコミュニケーション力を高めることが重要と感じています。
コミュニケーション力を高めるためには、他人を知る姿勢を持つ事です。そして自分自身の姿勢を変える事と考えます。
現在の学校教育の中で、優劣をつけるのはどうかという風潮が高まりペース走という、何秒くらいで走るかを競うのを見て感じた事があります。同時スタートではなく、校庭をぐるぐる回り、誰が1番早いのか解りません。私は、運動神経の良い人、絵のうまい人、数学の出来る人etc.それぞれをさらけ出し、認め合う(自分の中に受け入れて行く)姿勢が大切に感じています。
自分自身がどんなときに満足感を感じるのかを常に意識し、一人ひとりが変っていけば、職場の雰囲気も必ず良くなると思います。
立春(2/4)を過ぎたものの、まだ寒く慌ただしい日を送っていますが、あっという間に花咲く春が訪れるでしょう。
ヘルマンヘッセの詩でそれほど有名ではないのですが、「花咲く枝」という詩に学生時代に触れ、以後時々思い出す事があります。
「たえず あちらこちらに
花咲く枝が風の中で動く
・・・・・・・・・・・・・・
人生のあわただしい戯れも
楽しさに満ち、むだではなかった、と告白するまで」
どんな事にもチャレンジ精神は旺盛で、この詩の様な気持ちでしたね。
人生、会社もピンチもありますがチャンスもある。でもきっといつか実を結ぶ時が来るでしょう。
ロスはすでに自覚している事で、これを放置してはいけない。必ず改善しなければいけない。一方ムダは探さないと解らない。自分が意識して初めてムダが解って来ると言えます。隠れているムダを探すことは(多分ロスよりも多いはずです)、大きなチャンスになるのです。
このロスやムダを改善するには、発想を変えて (現状を否定して)、アイディア出しが必要です。日頃から見つける目と柔らかい考え方の訓練をしましょう。
「見える化」という言葉は聞き慣れていることと思います。製造業でおこなって来た「目で見る管理」から発生した言葉で、この手法がさまざまなビジネスでも有効だということが伝わり、新しい手法も加わって、今では多くの企業で活用されています。「見える化」は、仕事の状況を常に把握できるようにすることで、問題が発生してもすぐに解決できる環境を実現し、更にはそういったい異常が発生しにくい環境を実現するためのツールといえます。
こういったツールも洗練され非常に見やすい、理解しやすいものになってきていますが、基本は各企業の特質に合った有効なものを選ぶ或いは作って行くのが最善ではあります。
しかし、この様な優れたツールがあってもそれを受け取る側の体制や環境を作っていく事が最も重要な事に思えます。そこで起こっている結果を見て判断し、解決に向かってリーダーシップを取ってやって行けるか、その起こっている問題を問題として認識出来るか、私はそこに着目したいと思っています。昨今、企業の不祥事のニュースと照らし合わせ考えると、判断能力教育講座なるものがあっても良いかとも感じます。まさに現場に行って見えるモノ・コトを誰もが共通認識を持って判断・解決出来るのかです。
「あいつは仕事のしごとの仕方を知らない」なんて言葉を耳にする事があります。裏返すと「仕事の出来ない人」になるかもしれません。私は、今まで仕事をして来た中で、意識したことはありませんでしたが、ある中小の会社を見て考える事がありました。「大企業に勤めていると仕事の仕方を知っている」という言葉を聞いた事もありますが、あながち間違ってはいないとも思えます。ではなぜでしょうか、考えてみたいと思います。
先の中小の会社の社員を見て感じた事は、毎日熱心に仕事をしているのですが、結果が伴わない。つまりなかなか前に進んでいない。意外に長い時間を掛かってやっと1つの事が終わり、本人は満足している。こういった状況は、マネジメント(管理職)が悪いのかとも考えました。いや一概には言えないとも感じます。
仕事の仕方とは、本来、上司から指示を受けた受けないに関わらず、やるべき業務を如何に滞りなく達成させるかのやり方である。このやり方が悪いのは、仕事に取り組む各個人の姿勢、周囲の環境、この2つに問題があるのではないでしょうか。
先ず、個人の姿勢の問題ですが、これは大企業、中小企業に関わらず全くその個人の資質です。常に自分の取り組む仕事に疑問(正しいか、方法は良いか、なぜこうなるのかなど)を持ったり、解らない事を中途半端でなく理解するまで聞く姿勢やその熱意に尽きます。
そして、周囲の環境ですが、仕事を如何に無駄なく迅速に進める為のシステムがあるか、またシステムとして回っているかです。ここはやはり長年の歴史や携わった人が多いだけあって、大企業には有利であると言わざるを得ません。
私は、仕事が回る業績を上げる会社は、如何に仕事を進める為のシステムがあるか、システムを作ろうとして取り組む人材がいるかに掛かっており、そこがその会社の成長に繋がると考えています。
私の座右の銘と言うと「一期一会」です。
また、東京駅で目にしたのですが、
「2兜を負うものしか2兜を得ず」
「出る杭は打たれ強い」
「木も見て森も見る」
これには心惹かれました。こんな気持ちで仕事しています。
名神高速を大阪側から行くと、ほどなく吹田パーキングエリアがあります。私が出かける時、行きなら10時頃、帰りなら3時頃通過します。そしてここに「Cobara Suita」という看板の掛かった軽食店が有ります。正に私のシチュエーションにぴったりです。こういったネーミングのアイデアいいですね。
「率先して模範を示す」昨日に続き、四字熟語について考えたいと思います。
この言葉は、リーダーシップ・組織マネジメントのあり方として大切な言葉です。
辛口トークになってしまいますが、社長さん又は上司の方から「スピードだ。スピードを持って行こう!」という言葉を良く耳にする事がありますね。従順な社員でなければ、「お前たち、さっさと仕事しろ!」にしか受けとれないかも知れません。何故でしょうか?それは、言葉が先に出ているだけではなく、普段の上司対部下の関係にあります。
社長さんの新年の挨拶で「今年は、スピードを持って事に対処して欲しい」という言葉が、従業員の頭の上を通過し、壁に当たって虚しくも消えて行くといった光景(空気)に接した経験があります。そこには、普段のマネジメントにそう言った言葉が伝わる空気がないからです。
もし部下が付いて来ない、好かれていない上司たちだとしたら。乖離している関係で率先垂範を実施しても、ましてや言葉を発しても、反発を喰うだけで望む様な成果が収められないのではないでしょうか。
普段の部下の指導はどの様にしてますか?きちんと育てる計画を持っていますか?100%やるのに1か月掛かる仕事を1週間で75%で良しとする様な指導していますか?
先ずは日頃の部下と向き合う姿勢(認める姿勢をきちんと示す事)により、初めて部下が付いてくるのではないでしょうか。そうなったならば、あなたが行う率先垂範は、効果を発揮し更にはあなたに「力」が付けば言葉で言って聞かせても動く様になるかも知れません。
率先垂範の言葉が持つ深い意味を改めて見直して戴けたらならばと思います。
私達は客観的な意見としてお客様に、この様なリーダーシップ・組織マネジメントへのアドバイスもご提供したいと思います。
四隅の一つだけを教えたら、残りの3つにも想像力を働かせて積極的に学ぼうとすること、孔子が学問を教える価値のある人材の条件について語った言葉である。
正に、我々東京再生樹脂の姿勢を示す言葉で、お客様への提案も充分納得頂けるものにしたいと考えております。
5、6年前外資系企業に勤めていた時ですが、100ページ以上もある様な英文書類を中国の業者さんに何度か翻訳依頼をした事があります。このアウトプットには、再三修正なども加えておりました。ある日いつもの業者さんと違うところへ依頼しました。然したる期待もなく、いつも通り、そのアウトプットを確認していたのですが、一寸した感動を覚えた事がありました。
その書類は、本社(米国)版の組織改革や生産性(Lean)改善に関するもので、その一部に、日本人なら誰もが理解している改善とはが記載されている章がありました。そこには原文で「Daily change」というワードを「日々前進」と訳してありました。正に、この章を引き立たせるもので、意図した以上の満足なアウトプット(製品)を得た感がありました。東京再生樹脂もこの様にお客様の期待に沿う、より満足度の高いご提案をお届け出来たらと考えております。
まずは、私のblogにアクセス頂きありがとうございます。
改めまして、東京再生樹脂の黒澤と申します。
私達は、人の役に立つ仕事をしたい。そんな気持ちで会社を立ち上げました。同時に地球環境にも配慮した形で物を作り、次世代への手渡しが出来たらと考えています。
各企業様の抱える課題はさまざまですが、課題の本質をしっかりと捉え、現場第一主義で不可能を可能にする情熱を持って、テクノロジーやノウハウをフルに活用し、資源の有効利用、設備、人材の最大能力を発揮できる、最適な課題解決策をご提供致します。
ぜひ、一人でも多くの皆さまにフレッシュで、斬新なアイデアをお届けしお役に立ちたいと願っております。
また、こちらのblogでは、私の率直な日々の思いや「課題解決」のヒント、現場主義の情熱なども発信してまいります。今後共宜しくお願い致します。