広告のインパクト

テレビのコマーシャルで印象に残っているものが2つあります。

 

1つはイタリアのものだったと思いますが、銃を持った決闘で二人が背中合わせに立っているシーンから始まります。1(uno)、2(due)、3(tre)と2人が離れて行き、やがて画面から見えなくなります。銃声が響き、人が倒れる音がする・・・。画面には2人は現れず、静かに「Compri la TV piu grande(もっと大きいテレビを買いなさい)」という文字が流れる・・・。

どうです?気になりませんか、続きが?更に大きい画面で実際に観るとどうなるんだろうとかも?

 

そして、2つ目はアメリカのものですが、青年が防波堤の上で遠くを見ながらタバコを吸っているシーンが写しだされ、吸い終わりそのタバコを海に投げます(マナーは勿論良くないですが)。そして漂っていた空き缶にポンと音を立てて入る。そこに「Lucky Strike(タバコの銘柄)」というコピーが流れる。非常に粋なシーンが残りますよね。

 

どちらも、素晴らしい余韻が残るインパクトのある広告だなと今でも思い出されます。