昨今、部下を叱らない上司が増えているようです。パワハラと思われる、嫌われたくないなどの意識が過剰になっているのかも知れません。上司の仕事は、命令(指示)をすること、責任をとること、部下を育てることです。仕事のやり方を教えたり、ミスや間違ったやり方を正しい方向に導くことです。つまり時には叱ることも社員の成長には欠かせない行為で、それが会社をのばして行くことになります。是非上手な叱り方について大いに学んで欲しいと考えます。大事なポイントが2つあります。
1つはこれもコミュニケーションですから、相手を知る事です。個性、知識やスキルが違う訳ですから、それに応じた叱り方が必要です。
2番目に社員の自尊心を傷つけるような言動は決していけないという事です。自尊心が傷つかない様に守ってあげなければなりません。
常に部下の長所を見つける姿勢を持って、信頼関係を築いた上での叱る様にしたいものです。
また、言わずもがなですが、2回叱ったら5回ほめろという言葉も忘れてはいけません。
私も上司に叱られた経験はありますが、ありがたい事と捉えています。
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