HEIJYUNKA:平準化

昨日のブログに「HEIJYUNKA」の単語が出ましたが、これは国外でも同じ意味で使われています。製造業で多品種の製品を均等にならして生産することで、まとめ生産するロット生産と比較対照されます。平準化は大量生産時の産物、死語とも言われる事がありますが、在庫費用の削減、多能工化にやはり有効であり、まだまだこの考え方で生産管理されている工場が多いようです。もちろんがんじがらめの考え方ではなく小ロット化と組み合わせたりし柔軟に使われています。

私も製造課の管理を任された事がありますが、このやり方は、管理しやすく、お客様の要求に対応しやすいものでした。そして何よりもオペレーターに優しい時代に即したものと思われます。この考え方を製造業に留まらず、ピーク時があったり閑散期があったりする飲食店にも応用されたり、支払業務で繁忙期を持つ給与支払い処理の業務などにも応用されている。

このように各企業の実情に合わせ工夫し有効に使用出来る考え方なので、学び知恵を加える事で業務量を減らせる可能性がありますので、少子化を迎える今、有効な手段であり、飛躍して考えれば電力を始め限りある資源の有効活用などにも応用できる考え方であると思いました。