今日は金曜日、わたしがお邪魔している企業(1,000人規模の会社)では、月末の金曜日、昼一に皆で15分~30分くらい掃除をしてました。私も何かお手伝いと思い窓ふきをし、それを終わり、その雑巾を濯ごうと流しへ行ったら、混んでいたので、トイレの手洗い場へ行きました。そしたらそこに便器を磨いている青年がいました。私と目が合っても、もくもくと洗い、次のドアを開け便器を洗っていました。私の気持ちの中にいたたまれない気持ちが沸いてきて、頭が下がるだけでした。その後その青年は普通の顔して仕事に向かっていました。聞けばこの会社は新入社員が1年間トイレ掃除をする様です。良いか悪いかは別にして、誰かがやらないときれいにならない。それを普通にこなせる。この青年もこういった経験が必ず役に立って欲しいと思いました。今私はこの会社では特定要素グループの20~30代の社員10人の設計のサポートをしています。皆さん純朴で親切な、言葉使いも丁寧な、正に会社は「人」を感じさせる社員で、以前私が勤めていた大手自動車部品会社を思い出させる会社でした。フルでなく月10日間くらいの顧問ですが、この会社の、すばらしい社員との縁を大切にして、この方たちが大きく成長する為にもお役に立てる様、胆に銘じた1日でもありました。
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